薔薇の花に心をこめて(その1)。。。

白谷仁子

2013年06月03日 22:42


薔薇の美しさは一言では言い尽くせない。
かたい蕾から、最後の一枚の花弁が散るまで、薔薇の美しさは限りない。。。







まるでお砂糖菓子のようなピンクの蕾を見ていた。
この愛らしい姿に、ただ見とれていた。








園をまわる人達は赤い大輪の薔薇の前で、その花を賛美する。
庄堺公園のバラ園は、鮮やかな満開の薔薇達で賑わっていた。






私は、一輪の薔薇の花弁を数え、色を愛で、一輪の薔薇の香りを体一杯に吸い込んだ。


想いを込めるなら・・・
たった一輪で充分だと思えるほどに、薔薇の色も香りも、私には底知れず深い。


今日ここを訪れた人は、自分の一輪を見つけられただろうか。。。











薔薇の花に心をこめて
      大木 惇夫


薔薇よ 薔薇
薔薇の花ささげまつる
地の上に香りて浄く
いと美わしき花なれば

薔薇よ 薔薇
大空の御光ありて
ふきいでし花なれば

薔薇よ 薔薇
薔薇の花ささげまつる



薔薇の歌はたくさんあるけれど、もともとオーケストラで歌われていたという、山田耕筰のこの歌曲が、私は一番好きだ。。。





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