気付かなくってごめんなさい。。。
気付かなくってごめんなさい。。。
今年もまた、うすく積もった雪の下で花開いた
わたしのかわいいクリスマスローズ。。
《クリスマスローズ 花言葉「慰め」》
2月の終わりに降る雪の命は、あまり歓迎されずにかわいそう。
心が春を受け止める準備ができているぶん、
空からの白いプレゼントに私達は戸惑う。。。
夏椿の根元には、2種類のクリスマスローズが植わっている。
でも、先に花を咲かせるのはいつもこの子。
一昨日、うっすら積もった雪が融け出すと、うつむき加減に顔を出した。。
私をビックリさせたいのか、それとも喜ばせたいのか・・・
また今年も同じように、みぞれ雪をそっとはらい私に会いに来てくれた。
冬枯れの地でも、雪を持ち上げ花を咲かせる「雪起こし」の名を持つクリスマスローズが、わたしは大好きだ。
ひらひらと舞う蝶に蜜をあげることはできないけれど、
覗き込まないと見えないその慎ましやかな顔に、
人は蜜よりも甘い微笑みと春の予感をもらうのだ。。
気付かなくってごめんなさい。。。
覗き込んで写真を一枚撮った。
私はまた来年も気付かないふりをして、
うつむき加減に顔を出す、クリスマスローズの花を待つだろう。
先日の雪が嘘みたいなうららかな一日でした。。。
毎年、一種類ずつ増やそうと決めたクリスマスローズ。
憧れのブルーブラック
早く私のお庭においで。。。
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