Spain (I Can Recall)。。。
朝6時、いつもと同じように勝手口を開けてみた。
案の定、伊吹の里には雪がちらちら・・・
くびすじをかばうように肩をすくめながら、薄暗い空を見上げてつぶやいた・・・
「12月なんだ…」
12月6日のコンサートまで、あと数日。
午後、「ごはん家くまくま」さんでの軽い打合せを済ませた。
ジャンルを問わず、歌は人の心を揺り動かす見えない力をもっている。
チック・コリアの「Spain 」は、あまりにも有名。
コンサートのプログラムの一つでもあるこの曲を、私は大学時代によく好んで聴いていた。
初めて聴いたアル・ジャロウの「Spain 」は衝撃的だった。
魂の底から湧き出てくるような躍動感は、単に練習や真似で習得できるものではない。
だから音楽は楽しい。。。「可能性」という夢は、けして尽きることは無く、生きている人間すべてに平等であることを、神様は示してくれている。
だから…音楽はやめられないのだ。
ホアキン・ロドリーゴ作曲のアランフエス協奏曲第2楽章(アダージョ)からゆるやかに始まる「Spain (I Can Recall)」。
アル・ジャロウの歌詞の美しさとせつなさもまた、演奏者の心をかきたてる。。。
Yesterday
Just a photograph of yesterday
and all it's edges folded
and the corners faded sepia brown
and yet it's all I have of our past love
a post script to it's ending
Brighter days
I can see such brighter days
when every song we sang is sung again
and now we know
we know this time it's for good
and we're lovers once again
and you're near me
昨日のことのように感じる
君との日々が
古い写真の如く 角が折れ
セピア色に色褪せようとも
僕たちの心の中に
それは今も生き続ける 愛の物語
そしてその物語には
追記があった...
光に満ちた
輝かしき日々のように
二人で口ずさんだ あの歌を歌うたび
僕の心は晴れ渡る
そして僕たちは今、感じている
もう一度、愛し合う時が来たことを
そして今 君は、
僕の腕の中にいる...
〜「Spain (I Can Recall)」東エミのジャズ&洋楽訳詞集から〜
私の好きな東エミさんの訳詞…本当に素敵です。。
東エミのジャズ&洋楽訳詞集
http://ameblo.jp/higashiemi/entry-10977961292.html
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