
2020年01月27日
ありがとうございました!!『エンジョイ・ザ・クラッシック〜ロマン派音楽の世界』
昨日、1月26日(日)に、エンジョイコンサート・シリーズfinalとなる『エンジョイ・ザ・クラッシック〜ロマン派音楽の世界』が無事に終わりました。

(phot:スタジオ・エコール)
第1回めから共にコンサートを作ってきた澤純子先生、 彦根ジョイジュニアオーケストラのメンバー、ジュニアオーケストラOB/OGの皆さん始め、県内のオーケストラで活躍中の演奏家さん、そして今回は滋賀県立大学オーケストラの学生さんにもご出演いただきました。
チャイコフスキーの弦楽セレナーデで始まった「ロマン派音楽の世界」は、たくさんのお客様に見守られ幕を開けました。
第1部
《グリーグ:ソルヴェイグの歌 白谷仁子・彦根JOYジュニアオーケストラ》

《ショパン:エチュード 作品25の1、華麗なる変奏曲 作品12 長澤怜子》

《シューベルト:魔王、鱒 原田泰彦・ 古園恭美》

《メンデルスゾーン:歌の翼に 神澤智香・原田泰彦・ 古園恭美》

《リヒャルト•シュトラウス:万霊節 神澤智香・ 古園恭美》

《ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 竹中直美・彦根JOYジュニアオーケストラ》

第2部
《ヨハン・シュトラウス2世:アンネン•ポルカ / トリッチ•トラッチ•ポルカ まいばら市民コーラス・彦根JOYジュニアオーケストラ》

《マスカーニ:カヴァレリア•ルスティカーナ「間奏曲」 彦根JOYジュニアオーケストラ》

《プッチーニ:トスカ「歌に生き 愛に生き」 白谷仁子・彦根JOYジュニアオーケストラ》

《ワーグナー:ローエングリン「婚礼の合唱」、タンホイザー「入場行進曲」 まいばら市民コーラス・彦根JOYジュニアオーケストラ》



《ヴェルディ:椿姫「乾杯の歌」 まいばら市民コーラス・彦根JOYジュニアオーケストラ》

ロマン派の時代、まだまだ素晴らしい名曲がたくさんあります。ロマン派だけでなく、人類が歌い、楽器を奏で始めた頃から、その魂は確実に今に受け継がれています。
エンジョイ・ザ・クラッシック「バロックへの誘い」「古典派音楽の愉しみ」そして「ロマン派音楽の世界」へとつながったこのコンサートが、またこのルッチプラザに、米原市に、滋賀県に、新しい文化の輪を作るきっかけとなることを心から願って、また次の新しい音楽の扉を・・・

2017年度からスタートした、エンジョイ・ザ・クラッシックシリーズ第3回め、ロマン派音楽の世界にお越しいただき、ありがとうございました。
びわ湖芸術文化財団、ルッチプラザ 館長はじめ職員の皆さん、そしてこのコンサートに関わりご協力くださった多くの方々に、心から感謝申し上げます。
*ブログ内の写真等を無断で転載することはご遠慮くださいませ。
2019年12月22日
歌って、笑って、クリスマスコンサートin近江図書館
楽しい時間は、あっという間。
大好きな仲間たちと、たくさんのお客様と、歌って笑って、近江図書館クリスマスコンサートが終わりました。

コンサートは、コーラスユウスゲの『黒猫のタンゴ』で幕を開けました。
『ドナドナ』に続き『野ばら』『赤い屋根の家』を熱唱しました。
《コーラスユウスゲ》

続いてはフォーレの『ピエ イェズ』と『クリスマスソング』を聴いていただきました。

ヴォイストレーニンググループ、レスピラシオンのみなさんの演奏に客席は和やかに・・・
《レスピラシオン2による「アメージング・グレイス」「おぉ シャンゼリゼ」》


《レスピラシオン1による「ハバネラ」》


《寺脇愛子さんはシューベルトの歌曲「糸を紡ぐグレートヒェン」》

《神澤智香さん、原田泰彦さんのデュオ、メンデルスゾーンの「歌の翼に」》

米原市民コーラスは、来年1月26日に披露する4曲、「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「 結婚行進曲(オペラ「ローエングリン」より )」「歌の伝道をたたえよう(オペラ「タンホイザー」より )」「乾杯の歌(オペラ「椿姫」より)」を演奏しました。
《米原市民コーラス》





最後は出演者と客席が一つになって「きよしこの夜」を合唱。。。


《Photo スタジオ エコール》
中学の時、合唱部に入ってその楽しさにのめり込んでから今日まで、私は「歌」と一緒に育ち、生きてきました。
偶然なのか必然なのか、「長楽未央」という中国の言葉を、ついさっき娘から教わりました。
コツコツと積み重ねる歓びを得た者は、その楽しさや幸せと、永遠に尽きることなく共に歩んでいけるのだと、今更ながら感じています。
私の大好きな人たちと、これからもコツコツ歌い続けて行こうと、心に強く思いました。
「みなさん、よろしくね!」
2019年12月20日
今年も!近江図書館クリスマスコンサート。
クリスマスソングを聴くと、心がウキウキする。
クリスマスソングを歌うと、子どもの頃を思い出す。。。

今年も米原市立近江図書館主催クリスマスコンサートが開催されます。
コンサートを前に、今日、出演グループのコーラスユウスゲさんは最後の練習でした。
そして練習の前、一足早く「打ち上げ忘年会」。
長浜市の《Vin de kitchen》で、楽しく、美味しく盛り上がり、本番に備えました。
《Vin de kitchenのランチ。メインはお魚。お味噌味のクリームソースがとても美味でした。》

近江図書館クリスマスコンサート
12月22日(日)第1展示室にて午後2時より。
ご入場には整理券が必要となります。
◆プログラム◆
コーラスユウスゲ
黒猫のタンゴ
ドナドナ
野ばら(ウェルナー)
赤い屋根の家
白谷仁子
ピエ イェズ(フォーレ)
クリスマスソング
レスピラシオン2
アメージング・グレイス
おぉ シャンゼリゼ
レスピラシオン1
ハバネラ(オペラ「カルメン」より)
寺脇愛子
糸を紡ぐグレートヒェン
神澤智香・原田泰彦
歌の翼に
まいばら市民コーラス
トリッチ・トラッチ・ポルカ
結婚行進曲(オペラ「ローエングリン」より )
歌の伝道をたたえよう(オペラ「タンホイザー」より )
乾杯の歌(オペラ「椿姫」より)
《ユウスゲさん》

歌あり、笑いあり、楽しい1日となりますように。。。
2019年02月01日
白いプリザードフラワー。。。
白が好きです。
なんだかわかりませんが。
白が好きなんです。。。

ミルクの白。
雲の白。
あぶくの白。
「先生のイメージは白だから。」
と、まいばら市民コーラスのみんなからもらった手作りのプリザードフラワーは、白い籠に白い薔薇。
みんなの思いが溢れそうに咲いている。
まるでフィガロの結婚の「フィナーレ」が聴こえてきそうだ。

私はその白い花籠に、「スザンナ」と名前をつけた。
白い薔薇が、花嫁衣装をまとったスザンナのようだ。
コーラスのみんなに会いたくなると、レッスン室の白い花籠を見る。
「Deh vieni non tardar,oh gioia bella.・・・」
ケルビーノも好きだけど、やっぱ私の声はスザンナかなぁ・・・なんて思ったりしながら。
そして・・
早くみんなとまた歌いたいなぁ・・・なんて、シンミリしながら。
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2019年01月28日
コンサート「Enjoy the classic 古典派の愉しみ」を終えて。。。
Happy birthday dear Mozart !
昨日、1月27日は、モーツァルトの236回目のお誕生日。
この記念すべき日を、私たち仲間は300人のお客様と共にモーツァルトの音楽に包まれました。
《アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 k.525 1・4楽章》
《春への憧れ》
《フルート4重奏k.285第一番》
《6つのウイーンソナチネ K.V. 439b より第一番 第3・4楽章
ピアノ協奏曲 イ長調 第 23番 K. 488 》
《レクイエムより「怒り日」「涙の日」
《ヴェスペレ第5番 k.339「Laudate dominum(主を褒め讃えよ)」
《歌劇フィガロの結婚から「フィナーレ」》
音楽の楽しさ、難しさが少しづつ仲間と共有できるようになってくると、歌声は変わってくる。
「声」は不思議。
その人の姿からは見えないものが伝わってくることがあります。
それは楽器も同じ。
演奏することや、生の演奏を聞くことに惹かれるから、人はコンサートに、コンサートホールに足を運ぶ。
都会も地方も、「音楽を楽しみたい」と願う人の気持ちに、どんな違いがあるだろう。
自分の暮らす町を知って、楽しんで、好きになると、そこに生まれる音楽は目に見えない魅力を放つ。
関わってくださった全ての方に心から感謝し、また次の音楽へと・・・
バロック、古典派・・・次はロマン派?
2019年01月13日
コンサート「Enjoy the classic 古典派の愉しみ」リハーサル!。。。
私は詩人ではないので、詩的に書くことはできません。
私は光と影を投げる芸術的なフレーズを作れません。
私は画家ではないからです。
私はパントマイムでも私の考えや感情を表現することはできません。
なぜなら私はダンサーではないからです。
私はトーンで表現することができます。
私はミュージシャンだからです。
W.A.Mozart の残した言葉
《コンサート「Enjoy the classic 古典派の愉しみ」リハーサル 2019.1.12》

得意なこと、
好きなこと、
嫌いなこと、
考える方向性、、、
人はそれぞれ違うから、自分とは違う人に惹かれたり恋をする。
一人ひとりの顔が違うように、
一人ひとりの声も違うから、
コーラスはその仲間でしか作ることのできないハーモニーになる。
オペラ、レクイエム、四重奏、コンチェルト・・・
そのどれもが躍動感に満ちているのは、
天才と言われるモーツァルトという人が、
こよなく「人」を愛したからだと思う。
ホールに響く50人を超える仲間の声は、
オーケストラの響きに乗って客席後方の私の耳に届いた。
歌っているみんなは気付いただろうか。
昨年とは「トーン」が違っていることに。
「仕上げる」なんて言葉は、
本当に音楽を知っている人は使わないだろう。
音楽のもっと深いところは別なところにちゃんとある事を知っているから。
自分たちの音楽を作る事。
育ててきた「トーン」を大切に出来る事。
私達はこれまでの練習で教わってきた。
Wolfgang Amadeus Mozartという音楽家に。。。
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2018年10月27日
Enjoy the classic コーラス団通信 その①。。。
◆Enjoy the classic コーラス練習通信その①
多くのことをなす近道は、
一度にひとつのことだけをすることだ
〜W.A.モーツァルト〜
《2018年1月28日「Enjoy the Baroque」のPhoto》
今日、10月27日 (14:00 - 16:00 )、ベルホール310での練習は、今までより少し緊張感のあるものでした。
来年1月27日のコンサート「Enjoy the classic〜古典派の愉しみ」まであと3ヶ月となり、団員さんの本気度の高まりを感じずには入られませんでした。
今日のメインは、モーツァルトのRequiem(レクイエム)、Dies irae(ディエス イレ)とLacrimosa(ラクリモーザ)。
譜読(リズム)とラテン語発音の確認や、母音、ハーモニーのピッチ調整など、盛り沢山な練習メニューとなりました。
同じ母音でも、フレーズやアクセント、曲想によって、聴こえ方は違います。
それらを操るのは、全部「こころ」であることに気付くと、歌うことはもっと楽しくなります。
また、音符を緻密に読み込むことは面倒ですが、自然な息の流れや声の素直さを導く鍵となります。
ただぼんやりと捉えた曲のイメージだけを頼りに、がむしゃらに歌うだけでは、結果、満足な歌唱(コーラス)にはなりません。
ピアノの曲を一音一音丁寧にさらうように、楽譜を読み込むことが歌にも必要です。
リズムの中に呼吸を取り込む練習をしたLacrimosa(ラクリモーザ)では、みるみるうちに全員の声が揃ってきました。
指揮をしながら、団の皆さんの「やる気」「集中力」「素直さ」に、ただ感謝の一日でした。
11月からの練習計画は次の通りです。(本日配布したプリントには、詳細も記してあります。)
◆11月6日(火)ホール《19:00〜21:00》
フィガロの結婚・・・第1幕、第4幕
◆11月23日(金)研修室《14:00〜16:00》
Laudate Dominum(ラウダーテ ドミヌゥム)
◆12月4日・18日(火)スタジオ《19:00〜21:00》
全曲、本番に向けての練習。
2019年
◆1月12日(土)オケ合わせ ホール 午後
*オケ合わせの前にコーラスのみの演習を入れるかもしれません。
◆1月26日(土)リハーサル ホール 午後
◆1月27日(日)本番
冒頭のモーツァルトの言葉は有名ですが、日本のことわざにも似たものがあります。
「一芸に秀でる者は多芸に通ず」
その言葉の奥深さはそれぞれ計り知れませんが、一つの曲を努力し、時間をかけて練習していくうちに、今までうまく歌えなかった別の曲までもが、いつの間にか以前より歌いやすくなっていたりします。
そのことがわかってくると、努力することは楽しさに変わって行きます。
私たちは「なぜ」歌っているのか・・・その原点に帰ったら、何度も同じ場所を繰り返し練習することも、自然と感謝の気持ちに変わって行くのではないでしょうか。。。
私の愛するコーラス団の皆さんと、あと3ヶ月かけて作り上げて行くステージが、また新たな第1歩となりますように。。。
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Posted by 白谷仁子 at
22:13
│Enjoy コーラス