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2022年09月21日

「ごちそう」の意味。。。



真剣に向き合う。
楽譜の中の音符を一音ずつ丁寧にたどるように。
食材に真剣に向き合って丁寧に人の手を加えると、
極上の”ごちそう”になる。


「ごちそう」の意味。。。


お芋掘りの時にコロコロと、
土に隠れそうな小さなお芋たちが転がる。
大事に持ち帰って、3番絞りのごま油でカラリと素揚げ。
お塩はこだわって選んでいる岩塩。
表面はカリカリで、中はほっこりして甘い。
こんなごちそうって、どこにあるんだろう。

おばあちゃんの手が「おいしいね。おいしいね。」と何度も伸びる。
とりたての野菜を丁寧に洗って、丁寧に切って、丁寧に水分を拭き取り、そして丁寧に揚げる。
本当のごちそうは、豪華な食材を並べることではなくて、手間をかけること。


「ごちそう」の意味。。。


吟味して選んだ苗を丁寧に育て、大きくなるまで愛情をかける。
美味しくなるため、食材も目一杯頑張っている。
それを手助けしるのは育てる人たち。
雨の日も風の日もお休みはない。

最後の最後、手を入れる大切なお仕事が”料理”。

だから・・・
真剣に向き合う。
楽譜の中の音符を一音ずつ丁寧にたどるように。
食材に真剣に向き合って丁寧に、丁寧に。
極上の”ごちそう”にするために。。。





Posted by 白谷仁子 at 20:20 │食べ物私。。。園芸