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Posted by 滋賀咲くブログ at

2019年12月31日

万の夢を語りて・・・



夢は叶ったほうがいい。
成し得た夢をずっと大事にするのもいい。
でも、両手に足りないほどの夢を語っている時の方が、
人はきっとキラキラしている。。。


《万両 花言葉「寿ぎ(言祝ぎ)」》



言葉には力があって、
「言」を「祝ぐ」ことで夢が叶うとされていた。

雨のあたる岩戸杜までの石階段横。
零れ種の万両があちらこちらに実を揺らしていた。
瞬間差し込む真昼の陽が、
小さな夢の粒を光らせていた。


《高島市白髭神社の岩戸杜》



色んな人に出会い、
たくさんの歌をうたい、
いっぱい笑って考え込んで。

いい事も、
そうでない事も、
全部が自分の一年だった。

明日からの新しい一年も、
夢を言祝ぎ、
当たり前の毎日を寿ぐ人でありたいと思う。





誰にも気付かれない場所でも、
当たり前に正直に、
自分らしい毎日を過ごしていたら、
真冬の雨の心にも、
ほんの一瞬光が差し込む瞬間を、
見逃すことはないだろう。


《白髭神社社殿》


2020年も一日一生、1日1笑、そして1日1唱!!



1月26日(日) エンジョイ・ザ・クラッシック〜ロマン派音楽の世界
14:00開演 ルッチプラザ ベルホール310
滋賀県アートコラボ事業


2月22日(土) 月の光に寄せて
19:00開演 パリ国際大学都市日本館大サロン




7月5日(日) サロン・ド・ムジークVol.2
14:00開演(予定) 滋賀県立文化産業交流会館小劇場
県民協働事業

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Posted by 白谷仁子 at 20:31コンサートお花私。。。

2019年12月28日

いい日、旅立ち、人生の先輩たちへ。。。



いい日ってどんな日だろう。

大好きな人と過ごした日。
美味しいものに出会えた日。
懐かしい人に再開した日。

今日出会えた人たちが、新しい気持ちで明日を迎えることができたなら、私にとっての「今日」は、最高の「いい日」になる。。。


《うた:白谷仁子 ピアノ:竹中直美》




9月、今年米寿を迎える父が大動脈の手術の為に入院した。
手術の日の朝、父の手足の爪を切ってあげたくなって、少し早めに病院に行った。

「ありがたいなぁ・・」

そう何度も言いながら、父は普段と変わらず落ち着いていた。
手術が終わって父が元気になったらまず、歌を歌ってあげようと私は心に決めた。





新しい年を迎える4日前の今日、その決心が実現した。
兄の協力と、病院のご理解のおかげで、リハビリ病棟食堂の小さなコンサートが実現した。

病棟の食堂に到着すると、お客様は既にきちんと座って待っていてくれた。

「歌はお好きですかー?」
という問いかけに、「はーい!」という予想以上に元気な答え。
唱歌メドレーから始まったプログラムは、あちこちから聞こえる優しい歌声が重なった。






コンサートが終わって、何人かの方が話しかけてくださった。
「心のリハビリだった。」
「明日もリハビリ頑張るわ。」

周りの評価が気にならないと言ったら嘘になる。
でも、どんなステージも常に「歌が好き」という気持ちに正直に向き合って歌ってきた。
そして今日、自分がなぜ歌っているのかを、今年最後のステージで改めて気付かせてもらった。

いただいた拍手は、来る日も来る日も繰り返すリハビリを頑張っている目の前の人たちに送られた、神様からのエールだ。

人生の先輩たちは、乗り越えてきたものの数だけ、私たちよりも辛抱強い。
その強さと優しさに、私が到達できるのはいつだろう。

今日の歌声が、人生の先輩たちの「いい日」に数えてもらえますように。
心からの祈りを込めて。。。



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Posted by 白谷仁子 at 21:46コンサート地域活動私。。。

2019年12月22日

歌って、笑って、クリスマスコンサートin近江図書館


楽しい時間は、あっという間。
大好きな仲間たちと、たくさんのお客様と、歌って笑って、近江図書館クリスマスコンサートが終わりました。






コンサートは、コーラスユウスゲの『黒猫のタンゴ』で幕を開けました。
『ドナドナ』に続き『野ばら』『赤い屋根の家』を熱唱しました。



《コーラスユウスゲ》





続いてはフォーレの『ピエ イェズ』と『クリスマスソング』を聴いていただきました。






ヴォイストレーニンググループ、レスピラシオンのみなさんの演奏に客席は和やかに・・・


《レスピラシオン2による「アメージング・グレイス」「おぉ シャンゼリゼ」》





《レスピラシオン1による「ハバネラ」》





《寺脇愛子さんはシューベルトの歌曲「糸を紡ぐグレートヒェン」》



《神澤智香さん、原田泰彦さんのデュオ、メンデルスゾーンの「歌の翼に」》



米原市民コーラスは、来年1月26日に披露する4曲、「トリッチ・トラッチ・ポルカ」「 結婚行進曲(オペラ「ローエングリン」より )」「歌の伝道をたたえよう(オペラ「タンホイザー」より )」「乾杯の歌(オペラ「椿姫」より)」を演奏しました。


《米原市民コーラス》











最後は出演者と客席が一つになって「きよしこの夜」を合唱。。。





《Photo スタジオ エコール》


中学の時、合唱部に入ってその楽しさにのめり込んでから今日まで、私は「歌」と一緒に育ち、生きてきました。
偶然なのか必然なのか、「長楽未央」という中国の言葉を、ついさっき娘から教わりました。
コツコツと積み重ねる歓びを得た者は、その楽しさや幸せと、永遠に尽きることなく共に歩んでいけるのだと、今更ながら感じています。

私の大好きな人たちと、これからもコツコツ歌い続けて行こうと、心に強く思いました。

「みなさん、よろしくね!」



  


2019年12月20日

今年も!近江図書館クリスマスコンサート。



クリスマスソングを聴くと、心がウキウキする。
     クリスマスソングを歌うと、子どもの頃を思い出す。。。





今年も米原市立近江図書館主催クリスマスコンサートが開催されます。
コンサートを前に、今日、出演グループのコーラスユウスゲさんは最後の練習でした。
そして練習の前、一足早く「打ち上げ忘年会」。
長浜市の《Vin de kitchen》で、楽しく、美味しく盛り上がり、本番に備えました。


《Vin de kitchenのランチ。メインはお魚。お味噌味のクリームソースがとても美味でした。》



近江図書館クリスマスコンサート
12月22日(日)第1展示室にて午後2時より。
ご入場には整理券が必要となります。

◆プログラム◆
コーラスユウスゲ
 黒猫のタンゴ
 ドナドナ
 野ばら(ウェルナー)
 赤い屋根の家

白谷仁子
 ピエ イェズ(フォーレ)
 クリスマスソング

レスピラシオン2
 アメージング・グレイス
 おぉ シャンゼリゼ

レスピラシオン1
 ハバネラ(オペラ「カルメン」より)

寺脇愛子
 糸を紡ぐグレートヒェン

神澤智香・原田泰彦
 歌の翼に

まいばら市民コーラス
 トリッチ・トラッチ・ポルカ
 結婚行進曲(オペラ「ローエングリン」より )
 歌の伝道をたたえよう(オペラ「タンホイザー」より )
 乾杯の歌(オペラ「椿姫」より)


《ユウスゲさん》



歌あり、笑いあり、楽しい1日となりますように。。。

  


2019年12月15日

リードオルガンでうたう「日本の歌の午後」。。




〜風琴に ことば託して 我が息吹
       ふけば城下の 調べ波起つ〜






昨日12月14日、彦根市本町【本町宿】で開催されたコンサート《リードオルガンでうたう「日本の歌の午後」》は、たくさんのお客様に見守られながら美しい音色を宿いっぱいに響かせました。

コンサート1部は塚田佳男先生のオルガンソロで幕を開けました。


リードオルガン:塚田佳男先生



1部 リードオルガンソロ
「椰子の実」による変奏曲 大中寅二 作・編曲
前奏曲 変ロ長調    大中寅二 作曲
前奏曲(挽歌)ト短調 大中寅二 作曲
前奏曲 イ短調     大中寅二 作曲
会津磐梯山      福島民謡・塚田佳男 編曲
竹田の子守唄     京都民謡・上畑正和 編曲
五木の子守唄     九州民謡・上畑正和 編曲
荒城の月       瀧廉太郎 作曲・上畑正和 編曲






2部は歌とリードオルガンによる童謡や新しい日本の歌などを楽しんでいただきました。

《名曲集》
この道       北原白秋 詩・山田耕筰 曲
からたちの花    北原白秋 詩・山田耕筰 曲
出船        勝田香月 詩・杉山長谷夫 曲
ぺィチカ      北原白秋 詩・山田耕筰 曲
冬の夜       文部省唱歌(神澤)
叱られて      清水かつら 詩・弘田竜太郎 曲



ソプラノ:白谷仁子


カウンターテナー・バリトン:原田泰彦


ソプラノ:神澤智香




《童謡メドレー》

十五夜お月さん(野口雨情 詩・本居長世 曲)〜かなりあ(西條八十 詩・成田為三 曲)


月の砂漠(加藤まさを 詩・佐々木すぐる 曲)〜七つの子(野口雨情 詩・本居長世 曲)


花嫁人形(蕗谷虹児 詩・杉山長谷夫 曲)〜めえめえ小山羊(藤森秀夫 詩・本居長世 曲)




塚田佳男先生の解説で、コンサートは和やかに進みました。


《新しい歌》

ロマンチストの豚 やなせたかし 詩・木下牧子 曲


星とたんぽぽ 金子みすゞ 詩・中田喜直 曲


もののけ姫 宮崎駿 詩・久石譲 曲




最後はお客様とともに。
本町宿は、唱歌「ふるさと」をうたう美しい声に包まれました。






明治36年に生まれたヤマハのリードオルガンNo.65187。
たくさんのご縁の中で、彦根の城下町に腰をおろしました。
これからも息をひそめることなく、うたう続けますように・・・


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Posted by 白谷仁子 at 20:04コンサート楽器音楽企画 湖音ko-on

2019年12月08日

Happy birthday 愛しい人。。。



ホテルのレストランもいい。
高級なお寿司屋さんもいい。
住み慣れた家なら尚いい。

でも一番いいのは家族がみんな揃うこと。







今日は大切な人、父の87回目のお誕生日。
大きな手術を受けてから3ヶ月、たくさんの人にお世話になって、今は杖だけで歩けるようになった。少しづつ言葉も戻ってきた。

お誕生会はリハビリ病棟の階段のフロア。
大きな声でバースデーソングを歌った。
歌というものは、こういう時に歌うものなのだと、今更ながら実感した。







私は父似だ。

気の強いところも、逆境に強いところも、めげないところも。
父の全部が好きだから、自分のことも好きでいられる。
この人から遺伝子を受け継いだことを、心からありがたいと思っている。

家族の形は色々で、正解も不正解もありはしないと思う。
誰かが誰かを崇めたり虐げたりするものでも無い。
それぞれが一生懸命に自分と向き合っている姿を、見守り認め合うことが大切なんだと、私は父から教わってきた。

自分が50歳を過ぎて、こうしてまだ親といられるのは、どんな時も両親と日々向き合い、温もりを絶やさずにいてくれる兄家族のおかげだ。

大きなケーキをたいらげた父。
好物のケーキは、私よりも兄家族の方がよく知っている。
小さなことかもしれないが、それが「家族」なのだ。。。









  


Posted by 白谷仁子 at 23:48私。。。

2019年12月02日

ラジオ【エフエムひこね】”この人に会いたい” 出演!

日本でラジオ放送が開始して、もうすぐ95年目になります。
その20年後ぐらいに「ラジオ歌謡」が放送になり、日本の「歌」に対する興味や関心・夢は大きく広がりました。


《ラジオ【エフエムひこね】”この人に会いたい” 12/3〜12/6(火曜〜金)出演》




私が歌謡曲に興味を持ち始めた頃、主流はテレビでしたが、母がミシンを踏んでいる傍らでは、いつもラジオが流れていました。
「今時は、車での移動中以外にラジオを聴く人はいるのだろうか・・・」
不覚にもそんな風に思っていましたが、今もラジオファンは結構多く、以前ラジオ番組で私の歌が流れたときも、偶然聴いていた人からたくさんの手紙やメールをいただき、感激したのをおぼえています。








明日、12月3日(火)から6日(金)まで4日間、彦根FM倶楽部 もりもとまさよしさんがパーソナリティをつとめるラジオ【エフエムひこね】”この人に会いたい” に出演します。
この番組には以前も出演させていただいており、その後も私の歌を流していただきました。
放送時間は午前10時、午後2時35分(再放送)です。
放送内容は以下の通りです。

●12月3日(火)
音楽
野口雨情 詩・中山晋平 曲「波浮の港」
野口雨情 詩・山田耕筰 曲「波浮の港」

●12月4日(水)
音楽
立原道造 詩・柴田南雄 曲「落葉林で」
立原道造 詩・木下牧子 曲「夢みたものは」

●12月5日(木)
音楽:
北原白秋 詩・山田耕筰 曲「からたちの花」
野口雨情 詩・本居長世 曲「十五夜お月さん」
清水かつら 詩・弘田竜太郎 曲「叱られて」

●12月6日(金)
音楽:
加藤周一 詩・別宮貞雄 曲「さくら横ちょう」
野口雨情 詩・本居長世 曲・岩河智子 編曲「赤いくつ」

         *曲の伴奏は全て 竹中直美さん。



《秋の曽根沼…滋賀の秋は静かに美しい。。。》




コンサートでの懐かしい歌唱も流れます。
お時間のある方、まずは明日午前10時、ラジオを【エフエムひこね】に。。。。




  


Posted by 白谷仁子 at 09:39地域活動日本の歌音楽企画 湖音ko-on