
2017年07月31日
喫茶去。。。
頭の中を
いくつもの文字が
窮屈そうに行き交いしている時がある
そんな時は
いつもなら見えるものが目に映らなかったり
聞こえる音に耳をかたむけられなかったりする
無心に・・・
という言葉があるが
そのことの大切さが
やっと少しだけわかってきた。。。

竹格子からこちらを見つめる文字
「喫茶去」の三文字が
薄暗い茶室の中を包み込む

茶室の左奥
飛び石の先に佇む腰掛待合が
近代的な空間を寄せ付けないかのように
独自の世界を作る
まるで無心に何かを守るように
《山宇亭(さんうてい) 金沢21世紀美術館敷地内]》

喫茶去・・・
こころの中の分別は
意図せず言葉を作り出し
知らずに面を変えてしまう
計らうことなく
目の前のものに分別なく
「よろしければ、お茶でもいかがですか。」
そう無心で言えるときは
そう容易くはやってこない。。。
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いくつもの文字が
窮屈そうに行き交いしている時がある
そんな時は
いつもなら見えるものが目に映らなかったり
聞こえる音に耳をかたむけられなかったりする
無心に・・・
という言葉があるが
そのことの大切さが
やっと少しだけわかってきた。。。

竹格子からこちらを見つめる文字
「喫茶去」の三文字が
薄暗い茶室の中を包み込む

茶室の左奥
飛び石の先に佇む腰掛待合が
近代的な空間を寄せ付けないかのように
独自の世界を作る
まるで無心に何かを守るように
《山宇亭(さんうてい) 金沢21世紀美術館敷地内]》

喫茶去・・・
こころの中の分別は
意図せず言葉を作り出し
知らずに面を変えてしまう
計らうことなく
目の前のものに分別なく
「よろしければ、お茶でもいかがですか。」
そう無心で言えるときは
そう容易くはやってこない。。。
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2017年07月26日
ポートレイト。。。
実家にあった三面鏡
どっちが私の右がわで
どっちが左がわなのか
ほっぺを膨らませて確かめた
遠い遠い、幼い日。。。

鏡にうつる自分の顔は
みんながみている顔じゃない
子供の私は
三面鏡の奥の見慣れない自分が好きだった
コンサート・リーフレットのためのポートレイトは
何年かぶりだ

撮影 スタジオ・エコール
時々は知ってみるのもいい
大切な周りの人たちが
どんな自分をみてるのか
どんな自分と話すのか
少しずつ変わってゆく景色と
少しずつ変わっていく自分自身のために
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2017年07月23日
コンサート『エンジョイ・ザ・バロック』コーラス練習初日!
ヘンデルさん、ヘンデルさん・・・
初めてフィレンツェの街を訪れた時、
あなたのこころの中にはどんなメロディーが流れたのでしょう。
A.スカルラッティさんに出会った時は、どんな言葉を交わしたのでしょう。。。
もしかしてそれが、お堅い作曲方の話なんかではなくて、
お国自慢のワインの話だったりしたら、
どんなにステキだろう。。
いや、きっとそうにちがいない。
だって彼らは「音楽家」だもの。。。

昨日は、コンサート『エンジョイ・ザ・バロック』、コーラス練習の第1回目でした。
ルッチプラザ 清水館長のお話をスタートに、練習はとても和やかにはじまり、そして朗らかに終わりました。
初日は、簡単な説明からはじまり、バロック時代の音楽、そしてその時代の作曲家について、ごく僅かですが皆さんに聴いて頂きました。
軽い発声練習の後は、ヘンデルのハレルヤコーラスとバッハのカンタータ、全パートをみんなで歌いました。

歌と言えば「歌詞」です。
レッスンを進める上では、歌詞の内容は原語の発音など、きちんと学んでいかねばなりません。
しかしながら、どちらの曲の歌詞も宗教から生まれたもので、その歴史も内容も深く、私たちがそのことをちゃんと理解した上で歌うことは、容易いことではありません。
たくさんの書物やネット世界の論議、そのどれもが私には真実に思えます。
今回の企画では、参加して下さった方全員が心からの「歌声」をホールに響かせられるよう、半年間という短い間でやれる事をやる方向性で進めていきます。
遥か昔、作曲家たちが創造した音楽の世界を時空を超えて感じる事。
ルネッサンスの時代から受け継がれた美しい「声のハーモニー」を奏でる事。
それが私たち再現者が偉大な音楽家に表す、最高の敬意の形だと私は思うのです。。
原語の発音も大切です。難しい知識も確かに必要です。
でも今回のステージ、一番大切にして欲しいのは、仲間と作り上げる「声のハーモニー」と、音楽家達の「こころ」の音楽です。
2回目のコーラス練習は8月1日(火曜日)
午後7時から9時です(会場 ルッチプラザ)。
パート練習が始まります。
「コーラスはじめて・・」の皆さんも大丈夫!
私がついています。
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2017年07月21日
暑中お見舞い申し上げます。。。
暑中お見舞い申し上げます。
夕方・・Mちゃんのレッスンが終わってすぐに撮ったオリーブです。
青い空とサワサワ茂るオリーブの葉。
そしてその陰に、小さなみどりの玉が見え隠れ・・・
今年もうんと豊作ですよ。。。。。

いつもブログ「音人里」に訪問下さり、ありがとうございます。
思いのままに選んだ言葉とお写真が、見えない電波をたどって誰かと繋がっていることの不思議とありがたさに、私自身が一番元気をもらっています。
毎日、音楽の中で暮らしていると、年月が過ぎているのだという感覚が、まるで人ごとのように思えてしまいます。
何百年も前の音楽家が作り出した音が、こうして今を生きる者たちによって再現される・・・
その瞬間は、時空とかお国柄の隔たりは一切感じない。。。だから自分も、「私って、いったい今いくつだっけ?・・・」なんて冗談みたいな事を、つい本気で思ってしまうのです。
植物も同じです。
今朝は早起きして、お庭の山野草コーナーお手入れをしていたら、草の根元からクリスマスローズの赤ちゃんが、それはそれはいっぱい育っていたことが嬉しくて、軽く汗を流した後、宮脇昭先生の本『植物と人間 生物社会のバランス』を本棚から取り出しました。
開けるページは毎々同じで、難しいページはついとばしがちですが、私にとってこの本は癒やしです。

今年もオリーブが、たくさん実をつけたので、「今年は何を作ろうか」・・・アレコレ考えているうちに、大事なことを思い出しました。
頂き物の「小豆島手延オリーブ半生そうめん」(有限会社 なかじん)!!
大事にしまっておくうちに忘れてしまう・・ということは良くあることですが、食べ物には賞味期限があるのでのんびりはしていられません。
茄子とトマトの冷製ペペロンチーノ!

トマトにはリンゴ酢が合いますね。
材料は、ニンニク・白長茄子・トマト・キュウリ・バジル・オリーブオイル・リンゴ酢・塩(極少々)、そして旅行のお土産「小豆島手延オリーブ半生そうめん」。
ちなみに・・・買った物はオリーブオイル・リンゴ酢・塩のみ。
ごちそうさまでした。
有限会社 なかじんさんの「小豆島手延オリーブ半生そうめん」、とても美味しかったです。。。
冷蔵庫の夏野菜も美味しくいただけました。
この記事を読んで下さった方々、夏野菜をたっぷり食べて、どうかご自愛下さいませ。
明日の「エンジョイ・ザ・バロック」のコーラス練習にご参加くださる皆様、今夜は早くねむりましょうね。
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2017年07月18日
本好きのアヒルさん。。。
カバンの中に本があると、
なんだか不思議と心がウキウキする。
眠れない夜は、
好きな本の一節を順に思い出す。
知らないうちに朝が来る。
私は鳥を好きなのと同じくらい、
本が好きだ。。。

滋賀県立大学の図書センターに行った。
今日は借りていた本の返却日。
静かなキャンパス内は大学であることを意識させないから、
いつでも気楽に訪れる事ができる。

センターに近づくと、
気になるのはやはりあの子達だ。
「今日はいない・・・」と少しガッカリしたが、
入口の貼り紙に心がホッコリするのは、
私だけではないだろう。

入口を流れる川の中にはいなかったけれど、
今日は職員さん達の愛着のこもったアヒルさんに出会えた。

あちこちでいろんな貼り紙を目にする。
形式だけのもの。
日本語の使い方に首をかしげたくなるもの。
心がいたむもの。。。
だけれど、
こんな貼り紙を目の前にすると、
重いドアの開け閉めも、ちっとも苦にならない。
自動ドアから図書センターにヨチヨチ入ってくる県立大学のアヒルさんたち。
それは無理もないこと。
アヒルさん達は自分のことを県立大学の「学生」だと思っているのだから。
そりゃあたまには、
本も読みたくなるでしょう。。。
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2017年07月17日
生得の位とは長也。嵩と申すは別の物也。。。
どっしりとして
見た目よりもうんと重い
太陽の温みをめいっぱい取り込んで
あなたは私を、みんなを元気にしてくれる。。。。

一つの曲を、納得いくところまで仕上げていくことは、時間と根気と熱意がいる。
「やったらやっただけのことはある。」
というのは、それに向き合ったことで得ることが出来る目に見えない何かが、ちゃんと自分の中に「残る」ということだ。
時間を使い努力を重ねても、納得いくところには及ばず、失敗することもある。実は、そんな時の方がうんと多い。
コーラスを楽しむ人達も、音大を目指し頑張る受験生も、歌に対する思いは同じであると思う。
《スイカ 花言葉「かさばる」》

佐和山ファームのスイカは、もうすぐ収穫の時を迎える。
スイカの花言葉は、ちっともロマンティックではないけれど、「かさばる」という言葉の漢字「嵩張る」は、まさにスイカにピッタリだ。
「崇(かさ)」という字は、芸事の深みや幅を表す字でもある。
大学の卒業試験の少し前に両親に漏らした、予防線をはるような弱気な私の言葉に、父は「生得の位とは長たけ也。。」と言って「ははは・・・」と笑った。
耳から入るスイカの花言葉は、なんだか残念に聞こえるが、目で見るスイカの花言葉、「嵩」という字はまさにピッタリだ。
どっしりとして
見た目よりもうんと重い
太陽の温みをめいっぱい取り込んで
あなたは私を、みんなを元気にしてくれる。。。。
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2017年07月12日
コンサート『エンジョイ・ザ・バロック』(平成29年度 滋賀県アートコラボレーション事業)!!!
コンサート『エンジョイ・ザ・バロック』開催
2018年1月28日 (日)、昨年9月から準備を重ねてきたコンサート『エンジョイ・ザ・バロック』(平成29年度 滋賀県アートコラボレーション事業)を、米原市・ルッチプラザ、(公財)びわ湖芸術文化財団の主催、音楽企画湖音ko-onの企画で開催することになりました。
コンサートはホールコンサートとアウトリーチの二種類で行われます。
コーラス練習はいよいよ今月22日から始まります!
《バロック建築を代表するウィーンのカールス教会( ウィーン工科大学隣)》

Photo スタジオ・エコール
◆ ホールコンサート
ルッチプラザ ベルホール310 2018年1月28日 (日)午後開演
声楽・チェンバロ・トランペット・オーケストラ、そして今回のコンサートの為に集められたコーラス団(40名)によって、聴いてくださる方々に、バロック時代の音楽を身近に感じ、楽しんでいただきます!
出演
白谷仁子(ソプラノ)
澤 純子(ヴァイオリン)
林 選也(トランペット)
小林裕香(チェンバロ)
彦根JOYジュニアオーケストラ、
コーラス(ラ・ルミエール他、募集にて集まったメンバー)
◆ アウトリーチ
観音寺(米原市朝日) 2017年9月24日 午後
米原市議場 2017年9月30日 午後
米原市柏原小学校 2017年12月14日 午前
米原市認定こども園子育て支援センター あゆっこ
2017年12月14日 午後
出演
白谷仁子(ソプラノ)
澤 純子(ヴァイオリン)
小林裕香(チェンバロ)
◇ ホールコンサートプログラム
A.ヴィヴァルディ作曲:
・ヴァイオリン協奏曲『春』から第1楽章
・歌劇『ジュスティーノ』から“喜びと共に会わん”
J.S.バッハ作曲:
・主よ、人の望みの喜びよ(合唱)
・管弦楽組曲第3番ニ長調から
G線上のアリア
ガボット
H.パーセル
・トランペット・チューン
G.F.ヘンデル作曲:
・歌劇『ジュリアス・シーザー』から
序曲
クレオパトラのアリア“この胸に息のある限り”
・調子の良い鍛冶屋
・オラトリオ『メサイヤ』より“ハレルヤ”
他。。。
《シュテファン教会 (ウィーン)。ヴィヴァルディは1741年、シュテファン教区内にあるカールス教会近くの墓地に埋葬されたという。》

Photo スタジオ・エコール
A.ヴィヴァルディにおもう。。。
音楽に満ちた人生と、行方も告げぬ旅の終着駅に、
ヴィヴァルディはなぜ、ウィーンを選んだのだろう。。。
1829年、バッハ復興運動のさなか、メンデルスゾーンの指揮によって、バッハの『マタイ受難曲』が復縁された。
バッハへの尊敬と興味の高まった研究者達が自筆譜や写譜を探し求める中、一人の作曲家の存在を知ることとなる。。。
「ヨハン・セバスティアン・バッハ編曲による12曲のヴィヴァルディ協奏曲集」
「アントニオ・ヴィヴァルディの協奏曲ー二段手鍵盤と足踏み鍵盤をもつオルガンのために、ヨハン・セバスティアン・バッハこれを編曲」。
バッハ芸術の偉大な先駆者と認められるようになったヴィヴァルディの音楽は、いまや協奏曲『四季』をはじめ、小学校や中学校にもおなじみだ。
私がヴィヴァルディの音楽に惹かれたきっかけは、オペラアリアだ。
軽やかな旋律と激しい旋律との共存、そして息の長いフレーズ感が、歌い手にはたまらなく魅力的だ。。
ヴィヴァルディのことを勉強し始めて、一番興味を持ったのは、晩年、旅に出た一人の偉大なイタリア人作曲家の心と、最期の地がウィーンだったこと。
ヴィヴァルディが眠りについた地(墓地)にはその後、ウィーン工科大学が建ち、壁面にはヴィヴァルディの銘板が取り付けられているという。。。
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2018年1月28日 (日)、昨年9月から準備を重ねてきたコンサート『エンジョイ・ザ・バロック』(平成29年度 滋賀県アートコラボレーション事業)を、米原市・ルッチプラザ、(公財)びわ湖芸術文化財団の主催、音楽企画湖音ko-onの企画で開催することになりました。
コンサートはホールコンサートとアウトリーチの二種類で行われます。
コーラス練習はいよいよ今月22日から始まります!
《バロック建築を代表するウィーンのカールス教会( ウィーン工科大学隣)》

Photo スタジオ・エコール
◆ ホールコンサート
ルッチプラザ ベルホール310 2018年1月28日 (日)午後開演
声楽・チェンバロ・トランペット・オーケストラ、そして今回のコンサートの為に集められたコーラス団(40名)によって、聴いてくださる方々に、バロック時代の音楽を身近に感じ、楽しんでいただきます!
出演
白谷仁子(ソプラノ)
澤 純子(ヴァイオリン)
林 選也(トランペット)
小林裕香(チェンバロ)
彦根JOYジュニアオーケストラ、
コーラス(ラ・ルミエール他、募集にて集まったメンバー)
◆ アウトリーチ
観音寺(米原市朝日) 2017年9月24日 午後
米原市議場 2017年9月30日 午後
米原市柏原小学校 2017年12月14日 午前
米原市認定こども園子育て支援センター あゆっこ
2017年12月14日 午後
出演
白谷仁子(ソプラノ)
澤 純子(ヴァイオリン)
小林裕香(チェンバロ)
◇ ホールコンサートプログラム
A.ヴィヴァルディ作曲:
・ヴァイオリン協奏曲『春』から第1楽章
・歌劇『ジュスティーノ』から“喜びと共に会わん”
J.S.バッハ作曲:
・主よ、人の望みの喜びよ(合唱)
・管弦楽組曲第3番ニ長調から
G線上のアリア
ガボット
H.パーセル
・トランペット・チューン
G.F.ヘンデル作曲:
・歌劇『ジュリアス・シーザー』から
序曲
クレオパトラのアリア“この胸に息のある限り”
・調子の良い鍛冶屋
・オラトリオ『メサイヤ』より“ハレルヤ”
他。。。
《シュテファン教会 (ウィーン)。ヴィヴァルディは1741年、シュテファン教区内にあるカールス教会近くの墓地に埋葬されたという。》

Photo スタジオ・エコール
A.ヴィヴァルディにおもう。。。
音楽に満ちた人生と、行方も告げぬ旅の終着駅に、
ヴィヴァルディはなぜ、ウィーンを選んだのだろう。。。
1829年、バッハ復興運動のさなか、メンデルスゾーンの指揮によって、バッハの『マタイ受難曲』が復縁された。
バッハへの尊敬と興味の高まった研究者達が自筆譜や写譜を探し求める中、一人の作曲家の存在を知ることとなる。。。
「ヨハン・セバスティアン・バッハ編曲による12曲のヴィヴァルディ協奏曲集」
「アントニオ・ヴィヴァルディの協奏曲ー二段手鍵盤と足踏み鍵盤をもつオルガンのために、ヨハン・セバスティアン・バッハこれを編曲」。
バッハ芸術の偉大な先駆者と認められるようになったヴィヴァルディの音楽は、いまや協奏曲『四季』をはじめ、小学校や中学校にもおなじみだ。
私がヴィヴァルディの音楽に惹かれたきっかけは、オペラアリアだ。
軽やかな旋律と激しい旋律との共存、そして息の長いフレーズ感が、歌い手にはたまらなく魅力的だ。。
ヴィヴァルディのことを勉強し始めて、一番興味を持ったのは、晩年、旅に出た一人の偉大なイタリア人作曲家の心と、最期の地がウィーンだったこと。
ヴィヴァルディが眠りについた地(墓地)にはその後、ウィーン工科大学が建ち、壁面にはヴィヴァルディの銘板が取り付けられているという。。。
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2017年07月09日
カミサマトンボ。。。
カミサマトンボ、クロトンボ。
梅雨があけたら、りん磨き、
おまえの気配に安堵する。。。

先週末のコーラス練習は、
ムシムシとした暑さを吹き飛ばすほど、
ユウスゲの皆さんの歌声は爽やかだった。
六荘公民館に迷い込んだ、
一匹のカミサマトンボが、
歌うユウスゲさんの周りをヒラヒラと舞っていた。
広い公民館の中、
歌声を楽しむかのように、
ユウスゲさんやピアノの周りを離れなかった。
ちょうどお盆前、7月から8月によく現れることから、
ご先祖様が姿を変えているとも言われている。
ギンヤンマやオニヤンマとは違い、
ヒラヒラと舞うようにとぶカミサマトンボは、
「私を見て」と、
そう体全部で言っているようだ。
歌好きのカミサマトンボは、
私が帰る頃には居なくなっていた。。。
カミサマトンボ、クロトンボ。
梅雨があけたら、りん磨き、
おまえの気配に安堵する。。。
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2017年07月04日
一富士二鷹三茄子。。。
茄子が好きだ。。。
生でも、煮ても、揚げても、焼いても、
私は茄子が大好きだ。
《佐和山ファームの「青茄子」「白茄子」「長茄子」》
小さい頃、家の食卓に茄子は頻繁に登場していた。
岐阜県育ちの母は、赤味噌と茄子を上手に組み合わせ、幾種類もの茄子料理を食べさせてくれた。
田楽、酢味噌合え・・・私が特に好きだったのは、秋なすの素揚げと、かつおのおだしが効いた茄子の赤だしだった。
「お茄子食べてたら病気にならないよ!」
そんなお決まりのセリフを聞きながら、お腹いっぱい食べた。
その頃は、普通の茄子と米茄子くらいしかお店に並んでなかったので、初めて青茄子や白茄子を食べたときの感動は、相当のものだった。
茄子は料理の仕方で風味も食感もガラリと変わる。
だから・・・すごくいっぱいあっても、ぜんぜん困らない。
だから・・・今年は佐和山ファームに「青茄子」「白茄子」「長茄子」が仲間入りした。。。
白茄子のピカピカの肌。
その美しさも、花の美しさに少しも負けていない。
「一富士二鷹三茄子」
富士山・鷹と並んで、初夢にみると縁起が良いものの3つめに登場する茄子。
カリウム、ポリフェノールも豊富な茄子で、この夏も元気に歌えそうです。。。
茄子が好きだ。。。
生でも、煮ても、揚げても、焼いても、
私は茄子が大好きだ。
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