
2014年11月30日
京都で集う。。。
大きな大きな風景画に、小さな小さな自分を書き足してみる。。
そんな風に自分を見つめることが出来るようになると、心は幾分か自由になれる。。。
《京都駅ビル》

京都は私にとって特別なところ。
古都を楽しんだり、美味しいものを食べたり、オシャレな気持ちになったり・・・
でも私の京都は、そういう思いとは、たぶん別のところにある。

大学を卒業して、もうかなりの年月が流れていったけれど、生活を共にした仲間との「集い」は、瞬間に時をこえてしまうから不思議だ。
相愛大学の二年間、私は仲間と生活を共にした。
一年は豊中寮。
もう一年は住之江の寮。
そして三回生から私はマンションでの一人暮らしを始めた。
四年間のうちのたった二年だったが、寮の友達のことは、今でもよく思い出す。
今日は、二年前からはじめた寮仲間の3度目同窓会。
京都柳馬場の「レ・シャンドール」に集まった。
楽しいおしゃべり、美味しいフレンチ、懐かしい笑顔・・・

帰り・・・改札を目指して急ぎ足で向かう途中、振り返ってみた京都の駅ビルの中。
まるで大きな風景画の中にいる小さな自分が見えたようで、なんだか「ホッ」とした。
「私は今、ここにいるんだ・・」
穏やかにそう思える自分がみえた瞬間だった。。。
続きを読む
そんな風に自分を見つめることが出来るようになると、心は幾分か自由になれる。。。
《京都駅ビル》

京都は私にとって特別なところ。
古都を楽しんだり、美味しいものを食べたり、オシャレな気持ちになったり・・・
でも私の京都は、そういう思いとは、たぶん別のところにある。

大学を卒業して、もうかなりの年月が流れていったけれど、生活を共にした仲間との「集い」は、瞬間に時をこえてしまうから不思議だ。
相愛大学の二年間、私は仲間と生活を共にした。
一年は豊中寮。
もう一年は住之江の寮。
そして三回生から私はマンションでの一人暮らしを始めた。
四年間のうちのたった二年だったが、寮の友達のことは、今でもよく思い出す。
今日は、二年前からはじめた寮仲間の3度目同窓会。
京都柳馬場の「レ・シャンドール」に集まった。
楽しいおしゃべり、美味しいフレンチ、懐かしい笑顔・・・

帰り・・・改札を目指して急ぎ足で向かう途中、振り返ってみた京都の駅ビルの中。
まるで大きな風景画の中にいる小さな自分が見えたようで、なんだか「ホッ」とした。
「私は今、ここにいるんだ・・」
穏やかにそう思える自分がみえた瞬間だった。。。
続きを読む
2014年11月24日
Chain of happiness〜幸せの連鎖。。。
見えないChainをたぐりよせていくと、先にあるのは何だろう。。。

紅葉がピークをむかえている。
玄関ドアを開けて、庭のコナラの葉をみるのが、今のお楽しみ。
小さな真っ赤なナンテンは、花々が終わってしまった庭の女王様になる。
命の芽吹く春よりも、秋は植物達の懸命さを感じる…懸命な命の連鎖を。
どんなに小さな生きものも、たくさんの見えない鎖「Chain」でつながっている。
私たちは、それらからたくさんのことを学んでいる。
長いChain、短いChain。
絡まらないように、ひっぱり過ぎないように、上手に生きて行こうと頑張りすぎて、ときに疲れてしまうこともある。
そしてやがて、「見えないChain」の存在すら忘れてしまう。。。
そんな時は、雪がしんしんと降り積もる夜のように、静かに眼を閉じてみる。
植物たちがそうであるように。。
そうすると、本当に大切なChainが見えてくる。
そのChainがたった一本でもかまわないのだ。
幸せの連鎖は、そこからまた始まるのだから。。。
続きを読む
2014年11月19日
まるちゃん。。。
私たちの知らないことが、まだどれだけあるのだろう・・・
この世界は不思議でいっぱいだ。
植物も、動物も、虫も…私たち人間を遠くからながめながら、何を思っているのだろう。。。

私の鳥歴は長い。。
小学2年生の時、ベニスズメから始まって、セキセイインコ、ひよこ、ちゃぼ・・・
なぜか、鳥が好きでたまらなかった。
とりわけ、かわいくて仕方なかったのが「セキセイインコ」だ。
学校から帰るとすぐにお部屋にはなし、冬はこたつで一緒にうたた寝したりした。
つがいで二羽しかいなかったセキセイインコは、すぐに十羽を超えた。

オカメインコは2度目。
まるちゃんは特別かわいい。。
家の駐車場に家族の車が入ってくると、あまえて大きな鳴き声をたてる。
長女の車の時などは、尋常で無い声で甘え鳴きをする。。。
そして家族以外の車が入ってきても、知らん顔なのだ。
言いようのない温かな気持ちを与えてくれる。。
たくさんの「ありがとう」をくれる動物や植物。。。
けして、世の中の中心が私たちではないのだということを教えてくれる自然。。。
私たちは、もっとたくさんのことを知らなくてはならない。。
続きを読む
この世界は不思議でいっぱいだ。
植物も、動物も、虫も…私たち人間を遠くからながめながら、何を思っているのだろう。。。
《最近のまるちゃん》

私の鳥歴は長い。。
小学2年生の時、ベニスズメから始まって、セキセイインコ、ひよこ、ちゃぼ・・・
なぜか、鳥が好きでたまらなかった。
とりわけ、かわいくて仕方なかったのが「セキセイインコ」だ。
学校から帰るとすぐにお部屋にはなし、冬はこたつで一緒にうたた寝したりした。
つがいで二羽しかいなかったセキセイインコは、すぐに十羽を超えた。
《ナデナデしてもらいに、定位置へ。。》

オカメインコは2度目。
まるちゃんは特別かわいい。。
家の駐車場に家族の車が入ってくると、あまえて大きな鳴き声をたてる。
長女の車の時などは、尋常で無い声で甘え鳴きをする。。。
そして家族以外の車が入ってきても、知らん顔なのだ。
お話もいっぱい。。
おうたもいっぱい。。
くちぶえ(真似)もいっぱい。。
おうたもいっぱい。。
くちぶえ(真似)もいっぱい。。
言いようのない温かな気持ちを与えてくれる。。
たくさんの「ありがとう」をくれる動物や植物。。。
けして、世の中の中心が私たちではないのだということを教えてくれる自然。。。
私たちは、もっとたくさんのことを知らなくてはならない。。
続きを読む
2014年11月13日
真心の色。。。
寒さを覚悟して、「エイッ!」と車のドアを開ける。
朝の真っ新な風が、容赦なく首筋に滑り込む。
「さっぶー…」
いそいで車のドアを「バン!」と閉め、駆けようとした足を、私はとめた。
真っ赤なナンキンハゼの葉が一枚、そこに落ちていた。。。。
《ナンキンハゼ 花言葉「真心」「心が通じる」》

今朝は昨日の朝よりずいぶん冷えこんでいた。
玄関のナツツバキは、もうすっかり冬の顔をして私を見送ってくれた。
勤務先の高校へ向かう途中の山々の紅葉は、美しい一日のはじまりをしめしてくれる。
もう見慣れつくした景色なのに、みるたび心は「わくわく感」で満たされていく。
そして…私の美しい一日は、真っ赤なナンキンハゼの葉ではじまった。

花言葉「真心」の由来はいろいろある。
授業でナンキンハゼの葉を生徒にみせてあげた。
花言葉を伝えると、生徒の顔は一瞬にしてやわらかくなった。
言葉のもつ力は大きい。。。
花言葉を口にしたとき、私が野口雨情の童謡について学んでいるときに出会った、一つの「歌」を思い出した。
「事しあればうれしかなしと時々にうごくこころぞ人のまごころ」(玉鉾百首〜本居宣長)
私の敬愛する、童謡作曲家 本居長世のご先祖様、本居宣長の歌だ。
私にはなぜか、この歌の意味する「真心」が、最もナンキンハゼにふさわしいように思う。
「真心」はいつもやさしくあたたかいばかりではなく、真の心は時にあたたかく、時に哀しく、その時遭遇した事柄により動く、純粋なものなのだ。。。
ナンキンハゼの葉は、黄、橙、朱、赤、濃赤・・・
夏の終わりから冬のはじまりまで、それは美しく色をかえてゆく。

私は、ナンキンハゼの真っ赤な葉を、誰かにプレゼントしたくなった。。。
続きを読む
2014年11月11日
ごはん家くまくま三周年記念コンサート。。。
「美味しい。。」
その言葉の奥には、いくつにも別れている深い深い地層のような縞模様がある。
作る人の心と、それを「美味しい」といただく人の心が合わさる時、そのお料理には目に見えない魔法がふりかけられる。
「誰か」のために作るお料理には、不思議な力が宿る。。。

『ごはん家くまくま』がオープンして三年になろうとしている。
一周年記念にビュッフェコンサートを開催したのが、つい数ヶ月前のような気がしてならない。
手間暇かけて下ごしらえをした料理には、何一つウソがない。
その味と心がわかるお客さんで、三年間賑わってきたお店は、いつ足を運んでも店内の空気がサワサワと流れているようだ。
《一周年記念ビュッフェ&コンサート、オープン直前の店内》

3周年記念ビュッフェ&コンサートは、Vocal・Saxophone・Piano によるクラシカルジャズを…。
メンバーは、相愛大学キャンパスで共に学んだ仲間。
もう一つ、3人の共通点は「くまくまさんのお料理が好き。。。」ということ。
コンサートやリサイタルなどそれぞれ音楽活動を続けながら、音楽をとおして人と人、まちや地域がつながっていくことを願い続けて演奏してきた私たち。
10月5日、「座・楽庵 おとくら5周年記念コンサート」をきっかけに結成したトリオ『沙羅』の名前は、私たちの同窓会「沙羅の木会」からとったもの。
《vo. 白谷仁子 sax. 岡崎雄子 pf.竹中直美》

この日・・・またたくさんの方々と「美味しい」出会いがありますように。。。
◇コンサートプログラム◇
Stardust
L-O-V-E
Take Five
Georgia on my mind
Unforgettable
Nature Boy
Left Alone
Moanin
My Funny Valentine
Spain
White Christmas
Have yourself a merry little Christmas
O Holy Night
Santa Claus Is Coming To Town
Silent Night
The Christmas Song
Happy Xmas
*曲目・曲順は変更する場合があります。
◆ビュッフェMenu◆
・とうふ入り海老カツ
・塩麹から揚げ
・おでん風煮込み(ロール白菜・こんにゃく・大根・卵)
・白和え
・大根もち
・おでん
・サラダ
・魚料理
・雑穀ごはん
・デザート
ほか
ごはん家くまくま三周年記念ビュッフェ&コンサート
Jazz Song for Xmas〜クラシカル・ジャズの調べ〜
2014年12月6日(土)
●ビュッフェ 12:00ー13:30
●コンサート 14:00ー15:30
●会場 ごはん家くまくま
●チケット 3,000円(食事代を含む)
*お車でお越しの場合はコインパーキングをご利用下さい。
予約申込み
ごはん家くまくま 090−7110−3378(熊川)
音楽企画 湖音ko-on 090−4300ー9616(白谷)
続きを読む
その言葉の奥には、いくつにも別れている深い深い地層のような縞模様がある。
作る人の心と、それを「美味しい」といただく人の心が合わさる時、そのお料理には目に見えない魔法がふりかけられる。
「誰か」のために作るお料理には、不思議な力が宿る。。。

『ごはん家くまくま』がオープンして三年になろうとしている。
一周年記念にビュッフェコンサートを開催したのが、つい数ヶ月前のような気がしてならない。
手間暇かけて下ごしらえをした料理には、何一つウソがない。
その味と心がわかるお客さんで、三年間賑わってきたお店は、いつ足を運んでも店内の空気がサワサワと流れているようだ。
《一周年記念ビュッフェ&コンサート、オープン直前の店内》

3周年記念ビュッフェ&コンサートは、Vocal・Saxophone・Piano によるクラシカルジャズを…。
メンバーは、相愛大学キャンパスで共に学んだ仲間。
もう一つ、3人の共通点は「くまくまさんのお料理が好き。。。」ということ。
コンサートやリサイタルなどそれぞれ音楽活動を続けながら、音楽をとおして人と人、まちや地域がつながっていくことを願い続けて演奏してきた私たち。
10月5日、「座・楽庵 おとくら5周年記念コンサート」をきっかけに結成したトリオ『沙羅』の名前は、私たちの同窓会「沙羅の木会」からとったもの。
《vo. 白谷仁子 sax. 岡崎雄子 pf.竹中直美》

この日・・・またたくさんの方々と「美味しい」出会いがありますように。。。
◇コンサートプログラム◇
Stardust
L-O-V-E
Take Five
Georgia on my mind
Unforgettable
Nature Boy
Left Alone
Moanin
My Funny Valentine
Spain
White Christmas
Have yourself a merry little Christmas
O Holy Night
Santa Claus Is Coming To Town
Silent Night
The Christmas Song
Happy Xmas
*曲目・曲順は変更する場合があります。
◆ビュッフェMenu◆
・とうふ入り海老カツ
・塩麹から揚げ
・おでん風煮込み(ロール白菜・こんにゃく・大根・卵)
・白和え
・大根もち
・おでん
・サラダ
・魚料理
・雑穀ごはん
・デザート
ほか
ごはん家くまくま三周年記念ビュッフェ&コンサート
Jazz Song for Xmas〜クラシカル・ジャズの調べ〜
2014年12月6日(土)
●ビュッフェ 12:00ー13:30
●コンサート 14:00ー15:30
●会場 ごはん家くまくま
●チケット 3,000円(食事代を含む)
*お車でお越しの場合はコインパーキングをご利用下さい。
予約申込み
ごはん家くまくま 090−7110−3378(熊川)
音楽企画 湖音ko-on 090−4300ー9616(白谷)
続きを読む
2014年11月08日
奏でる手、小さな手。。。
先生と生徒。。。
教える側と、習う側。
数え切れないほど存在する、人間同士のこの関係。
『教えている』
そういう意識を持っていたら…今まで続けることは出来なかったかもしれない。
《当時、小学2年生の男の子の手》

一人ひとりの顔が違うように、手の形、指の形もそれぞれ違う。
そして当然、奏でる音や拍子のとり方も・・・。
かわいいカラフルな幼稚園のお帽子をかぶっていた頃から、長い子では高校卒業まで、私のもとに通い続ける。
手をみれば、手の甲の色や爪の形で、一目でわかる。
『教えている』というよりは、『どうすれば良くなるか』を一緒に考えてきた。
そして、私の持っているものを少しずつ『伝えてきた』のだ。
子供の成長は早い。。。
小さな柔らかい指先で、泣きべそをかきながら弾いていた女の子は、やがて恋の悩みを打ち明けてくれるようになり、
ピアノの前に30分座っているのがやっとだった男の子が、いつの間にか私の背を超して行く。。。
ピアノに向かう小さな横顔をみていると、その子を愛している一番身近な人の姿が見えてくる。
一人ひとりの大切な人生に、音楽を通して関われる幸せを、今、とても感じている。。。
音楽は、そっと心に染み込んで、知らないうちに体の中に部屋を作り、住みついてしまう。
そして、どんな時も離れることなく、ずっと寄り添って歩いてくれる。
そんな頼もしい音楽を、これからも子供たちに伝えていきたいと思う。
2014年11月04日
お菓子の魔法。。。
シュークリームにバウンドケーキ。
甘すぎないクッキーとキャロットケーキ。
お菓子には特別な魔法がある。。。

《焼き菓子の詰め合わせ》
日本でのお菓子の歴史は遠い。
ずっとずっと昔…平安の時代にはお砂糖が日本にやって来たと、高校の家庭科で習った。
甘いものは、一瞬にして心を幸せにしてくれる。
からだじゅうが「ホッ」とやわらかくなる。

《ピーナッツchocolate》
こんなにもカワイイ箱の中に、とろけるような上品な甘さのチョコレートが入っていた。
イチジクのチョコレートを一粒ずつ舌のうえで溶かしながら、小鳥やウサギをながめて時間が過ぎる・・・
甘くて美味しいものを口にしたとき、頭の中を流れるのは、エンゲルベルト・フンパーディンク作の子供の為のオペラ『ヘンゼルとグレーテル』の「踊りの二重唱」。
目の前にお菓子の家があらわれたら、大人でも夢中になってしまうだろう・・・などと微笑ましく思ったりする。

《イチジクchocolateとバナナチョコレート》
そして、甘いものを頬張ると思い出すものがもう一つ。。。
学校からかえって玄関ドアを開けると、バニラエッセンスの甘い甘い香り・・・
私が、毎日のように食べていた母の手作りお菓子たち。
いつか私が作ってあげよう・・
そう思いながら、もう何年も経ってしまった。
シュークリームもバウンドケーキも、
甘すぎないクッキーもキャロットケーキも・・・
多分、何を作っても、あの頃の母の味には勝てないだろう。
遠い昔を思い出したり、大切な人に逢いたくなったり・・・
お菓子には、不思議な魔法がかくれている。
続きを読む
2014年11月01日
秋のこころ。。。
水のおとが きこえる
水の音のあたりに胸をひたしてゆくと
ながされてゆくと
うつくしい世界がうっとりとあかるんでくる
「秋のこころ」八木重吉

本当に好きな食べ物は三つあればいい。
お気に入りの食器も、三つあればじゅうぶん。
気の置けない友達も、三人はほしい。。。
お気に入りの食器も、三つあればじゅうぶん。
気の置けない友達も、三人はほしい。。。

季節が変わる旅に訪れたくなる、心やすらぐお気に入りの場所が、三つあればいいなと思う。
その時々に眼についた風景や花、虫たちを写真におさめる。。。
そんな時間は、きっと、どれだけあってもいい。

たまには、わざと時間を読み間違えるのもいいだろう。
そのおかげで見えてくるものもたくさんあるはずだから。
そのおかげで見えてくるものもたくさんあるはずだから。

本当に好きな食べ物は数え切れないほどある。
お気に入りの食器は、まだ二つだけ。
気の置けない友達…数えたことない。
そして陽だまりのような場所は、たった一つあればいい。
そこが私の…うっとりとあかるむ「うつくしい世界」となる。。。
お気に入りの食器は、まだ二つだけ。
気の置けない友達…数えたことない。
そして陽だまりのような場所は、たった一つあればいい。
そこが私の…うっとりとあかるむ「うつくしい世界」となる。。。
〜写真は「おおやまざき山荘美術館」〜
2014年11月01日
寂しい木瓜。。。
木瓜の葉は光る。
木瓜の葉は厚い。
木瓜の葉は落ちる。。
落ちてはじめて、「ひとりぽっち」に気付く。。。
《木瓜(カリン) 花言葉「唯一の恋」》

黄色い実をつける木瓜を見かけると、急に冬が身近になる。
実をつけたその木は、柿やミカンのような賑やかさはない。
寝そびれた秋の夜に想い浮かべるのは、柿やミカンではなく、なぜか木瓜だ。
きっと、私は木瓜の木が好きだ。
一目でわかる幹の模様や、かたい実の香りとか、光る葉っぱとか・・・
木瓜…カリンは、なんだかとても人間に近い気がする。
今の気持ちに、近い気がする。。。