
2015年12月16日
お菓子の力。。。
物心ついたころ・・・
一番はじめにおぼえたフランス語は Bonjour
母のうたう「お菓子と娘」という歌だった。。。
一番はじめにおぼえたフランス語は Bonjour
母のうたう「お菓子と娘」という歌だった。。。
《長浜市末広町「Ichigo ichiE」さん》

お菓子と娘
西条八十 詩/橋本国彦 曲
お菓子の好きな 巴里娘
二人そろえば いそいそと
角の菓子屋へ 「ボンジュール」
選る間も遅し エクレール
腰もかけずに むしゃむしゃと
食べて口拭く 巴里娘
残るなかばは 手に持って
行くは並木か 公園か
空は五月の みずあさぎ
人が見ようと 笑おうと
小唄まじりで かじり行く
ラマルチーヌの 銅像の
肩で燕の 宙がえり
西条八十 詩/橋本国彦 曲
お菓子の好きな 巴里娘
二人そろえば いそいそと
角の菓子屋へ 「ボンジュール」
選る間も遅し エクレール
腰もかけずに むしゃむしゃと
食べて口拭く 巴里娘
残るなかばは 手に持って
行くは並木か 公園か
空は五月の みずあさぎ
人が見ようと 笑おうと
小唄まじりで かじり行く
ラマルチーヌの 銅像の
肩で燕の 宙がえり
お菓子の力は凄い。
泣いていた子供が、瞬間笑顔になる。
子供だけではない。
大人にとってもそれは
とても小さくて、とても大きい
お口と心へのご褒美だ。。。
泣いていた子供が、瞬間笑顔になる。
子供だけではない。
大人にとってもそれは
とても小さくて、とても大きい
お口と心へのご褒美だ。。。

長浜市末広町にIchigo ichiEさんというお店がある。
私がそこを知ったのは、リサイタルのときのお客様からのプレゼントがきっかけ。
その後、仕事をご一緒したデザイナー松本薫さん(muni)がIchigo ichiEさんのお店の壁絵を描かれた事を知り、急に親近感をおぼえ、時々足を運ぶようになった。
私の実家からほど近いそのお店の前を通る度、私は母がよく作ってくれた人参ケーキの味と、あのフレーズを思い出す。
・・・・・角の菓子屋へ 「ボンジュール」・・・・・
その歌は、お店の甘いミルクの香りと重なる。
お菓子も、お料理も、そして音楽も
「作る」ということの根っこには
必ず「誰かへの想い」が宿る。
《Ichigo ichiE Chief Patissier 徳田さん》

patissier 徳田さんのケーキ作りに対する想いが
これからもたくさんの人のお口の中で広がりますように。。。
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