2018年02月13日

春はすぐそこ。。。


先週。。
パン屋さんのショーケースの中に、
小さくて大きな「春」を見つけた。
名前は「いちご爆弾」。。。



《垂井 グルマンさんの新製品「いちご爆弾」》
春はすぐそこ。。。





雪の空、
流行る風邪、
「どうしてこんな時期に試験があるのだろう。。。」
私はこの季節いつも思う。
そして必ずと言っていいほど思い出すのだ。
音大受験を控えいた高3の頃を。

当時、電車に揺られて3時間。
コートのポケットにはカイロ、
スキー用の手袋にマスク。
マスクの上からぐるぐる巻きのマフラー・・・
すべては受験のためと、
今思うと笑いがこみ上げるほど、
完全防備の高校3年生の冬だった。

あのころは思いもしなかった。
「どうしてこんな時期に試験があるのだろう。。。」

大阪駅の人の多さも、
スターのような綺麗な先生も、
同じ門下で大阪の付属校に通う子たちの垢抜けた容姿と演奏も・・・
私にとって受験は別世界への旅の入口だった。



《「今日発売の新製品ですよ〜」の声にさそわれました。》
春はすぐそこ。。。




「どうしてこんな時期に試験があるのだろう。。。」
今思うのはきっと、
生徒を思う親心のような気持ちからだろう。

生徒たちよ・・・
春は姿を隠しながら、
すぐ側まで来ている。
あと少し。。。あと少し。。。

終わったら、春色の苺のケーキでも食べようか。。。








高校の時、学生カバンに入れて持ち歩いていた小豆色の薄っぺらい教本。
昔も今も、やっぱり Chorübungen(コールユーブンゲン)!
今も全部おぼえています。。。
私は移動ド。
生徒はみんな固定ド。。。
レッスン中、つい移動ドで歌ってしまいます。。。