2019年03月13日

愛車と発表会と三月の雪。。。



人や物を大切にできる人の「音(楽器)」や「歌声」は、
 聴いた人の心にずっと残るんだよ。



愛車と発表会と三月の雪。。。


3日後に控えた発表会のプログラム印刷が終わり、
ご機嫌で愛車に乗り込んだ。

二代目くんがやって来てちょうど1ヶ月半。
慣れた…というよりは、
戻って来てくれた…という感覚だ。

毎年春が訪れるころ、
当たり前のように開催してきた発表会も、
今年で31回目となる。

多い時は50人を超えていた生徒も、
次々と羽ばたいていき、
ここ数年でその人数は少し小ぢんまりとまとまってきた。



愛車と発表会と三月の雪。。。


思えばこの9年間、
音楽教室も、
非常勤の仕事も、
コンサート活動も、
精一杯頑張って精一杯楽しんできた。

そして13万キロ、
飛び回る私を安全に運んでくれたのは、
白い小さな愛車だった。

道具も楽器も、
それを「もの」と思うか「なかま」と思うか、
人それぞれだ。

だけれど、
音楽室の片隅にある、
塗装の剥がれた古いピアノの周りで
「かわいそうだから優しく使ってあげよう。」
なんてボソボソ友達と話している男子高校生を見ていると、
嬉しくて泣きそうになる。。


愛車と発表会と三月の雪。。。


人や物を大切にできる人の「音(楽器)」や「歌声」は、
 聴いた人の心にずっと残るんだよ。


レッスンを通して言い続けてきたけれど、
通ってくる小さな子供達から多くのことを学ばせてもらったのは私の方だった。

家に着くちょうど10分ほど前、
真冬のような雪が降り始めた。
昼間のお天気からは想像もつかなかった三月の雪に、
カーステレオのボリュームを少しあげた。

二代目くんはフルートの音色と相性がいいようで、
今は荒川洋さんのCDがお気に入り。
二月にルッチプラザ で聴いて以来、車内はフルートの音色が春を告げている。
二代目くんも私もとても安全運転になるから不思議だ。。

車の中に流れる「七つの子」変奏曲に合わせて私は歌った。
3日後の生徒たちの演奏を思い浮かべながら歌った。

烏 なぜなくの
烏は山に
かわいい七つの子があるからよ・・・