2013年07月04日
浴衣あれこれ(その2)。。。
大学を卒業して直ぐ、母が誂えてくれたのは、絞り染めの浴衣だった。
私はクチュクチュの反物を見た時、「これが浴衣になるの・・・?」と目を疑ったが、出来上がってきた浴衣は、ちゃんと「浴衣」の形をしていた。。。

布の一部を糸で縛る、縫い締める、折るなどして布を染める「絞り染め」。
染料が染み込むところと染み込まないところが、絶妙な模様を作る。。。
こんな技法が、日本では室町時代から安土桃山時代というのだから驚きだ。
音楽の歴史・・・高校の授業で西洋音楽史を課題に話をする時、どうしても日本の音楽文化を比べてしまう。
だけど、美を追求する「日本の心」は、世界に誇れると思う。

日本各地の「染め」や「織り」を目の当たりにすると、その魅力に取り付かれてしまう。
私が知っているのはまだまだほんの一部にすぎない・・・。
8月11日(日)高宮サマーフェスタは、演奏者もお客様も浴衣で楽しめたらいいな。。。
♪二人でこさえた お揃いの
浴衣も今夜は一人で着ます
線香花火がみえますか?
そらの上から・・・♪
(「精霊流し」より)
イントロのバイオリンは・・・
澤純子先生の素敵な音色で。
お楽しみに。。。
Posted by 白谷仁子 at 22:15
│お着物