2013年08月13日
本日のブログ その1『公開レッスンを終えて』。。。
マエストロ コッラボラトーレ(劇場ピアニスト) ロメオ(鈴木)かおり先生によるイタリア歌曲・オペラの公開レッスンが終わった。
10:00から始まり17:00まで、和やかなムードの中、7名のレッスンはおこなわれた。

かおり先生のお話は、わかりやすくユニークで、会場には始終、笑いに包まれていた。

レッスンの中心は「言葉」「発音」「意味」。。。
日本を愛し、日本の詩を愛し、言葉を大切に日本歌曲を歌う事をポリシーにしている私にとって、かおり先生のお話は、そのままイタリアを愛する先生の心を感じとる言葉となった。
「声」が第一のように思えるイタリアオペラ・・・その根底には「美しいイタリア語」の基本があることも感じられた。
何度も何度も繰り返し、歌詞を読み合い、正しい発音を指導を受ける高校生。

トスティの歌曲について指導を受ける高校生。

中学生から社会人まで、イタリア語の美しさを感じ、それを音楽で表現出来る事の喜びを感じる事が出来た一日となった。

もうすっかり大人になって、母国から遠く離れたイタリアで、立派にマエストロ コッラボラトーレとして活躍する教え子。。
眩しくも有り、いとおしくもあり、そしてやはり・・・かわいいい。。。
私のもとに訪れる小さな生徒達が、いつか元気な翼で私の元を羽ばたいて行くのを、私は楽しみにしている。。。