2013年10月30日
赤い実 ピラカンサ。。。
赤い実のなるピラカンサ(常盤山櫨子)。。。
清楚な白い花の後、まるで飛び交う小鳥を誘うように、その実は真っ赤に燃える。
《ピラカンサ(常盤山櫨子) 花言葉「燃える想い」》

秋・・・自然と心は扉を閉める準備を始める。
「秋だから・・・」
言い訳の準備はとうに整っているから。
秋に色づく風景は、諦めのいい人間の為にあるような気がする。
紅く色づく山々に、心動かされない人はいない。
その景色に出会った瞬間、涼しい風が鼻腔を通り過ぎるようだ。。。
そして、閉めかけていた扉を、もう少し開けておこうかと思うのだ。

真っ白なピラカンサの花は、知っていたのだろうか。
やがて自分が真っ赤な実になることを。。。
Posted by 白谷仁子 at 21:18
│お花