
2015年01月12日
手を繋ぐ。。。
さくら色のスィートピーを父に見せた。
あわてて駆け込んだ花屋の奥で、その子は一番始めに私の眼を引き寄せたのだ。
山野草を愛する父。
ギボウシ・ツワブキ・シダを好み、小さいけれど手入れの行き届いた庭の風景は、今の私の庭造りにいかされている。
「父はなんと言うだろう・・・」そんな事を楽しく考えながら、父のもとへ急いだ。

どんな時も「幸せ」は感じられる。
もしかしたら、大変な時ほどその重みを深く感じるのかもしれない。
言葉に出来ないほどの幸せを感じるから、音楽があり、絵画があり、人は「表現」することを止めないのだろう。。

厳格だった父。
小さい頃は、甘えて抱きついたり、手を繋いだり出来ない雰囲気があった。。。
さくら色のスィートピーを見た父は
「きれいだなぁ…」と何度も何度も繰り返した。
そして、思い出したように言う。。。
「今度はいつ歌うの?」
私には歌いたいうたがありすぎる。
言葉では言い尽くせない「幸せ」が、心の奥でいつも小さな音をたてているのだ。
「うん!今年もいっぱい歌うよ。」
そう言って父の手をさするように握った。
「ほぉか。。楽しみやなぁ。」
父は、私の手を何度も何度もギュッと強く握って返してくれた。
こんな風に父と手を繋いだのは初めてかもしれない。
もしかして…そうでなくても、この温もりは、私と父の「はじめて」にしよう。。。
そう思った。。
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あわてて駆け込んだ花屋の奥で、その子は一番始めに私の眼を引き寄せたのだ。
山野草を愛する父。
ギボウシ・ツワブキ・シダを好み、小さいけれど手入れの行き届いた庭の風景は、今の私の庭造りにいかされている。
「父はなんと言うだろう・・・」そんな事を楽しく考えながら、父のもとへ急いだ。

どんな時も「幸せ」は感じられる。
もしかしたら、大変な時ほどその重みを深く感じるのかもしれない。
言葉に出来ないほどの幸せを感じるから、音楽があり、絵画があり、人は「表現」することを止めないのだろう。。

厳格だった父。
小さい頃は、甘えて抱きついたり、手を繋いだり出来ない雰囲気があった。。。
さくら色のスィートピーを見た父は
「きれいだなぁ…」と何度も何度も繰り返した。
そして、思い出したように言う。。。
「今度はいつ歌うの?」
私には歌いたいうたがありすぎる。
言葉では言い尽くせない「幸せ」が、心の奥でいつも小さな音をたてているのだ。
「うん!今年もいっぱい歌うよ。」
そう言って父の手をさするように握った。
「ほぉか。。楽しみやなぁ。」
父は、私の手を何度も何度もギュッと強く握って返してくれた。
こんな風に父と手を繋いだのは初めてかもしれない。
もしかして…そうでなくても、この温もりは、私と父の「はじめて」にしよう。。。
そう思った。。
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