
2022年04月01日
我が子羽ぐくめ 天の鶴群。。。
旅人の 宿りせむ野に霜降らば
我が子羽ぐくめ 天の鶴群
《伊夫岐神社の大椿》

いつだったか、母が目を細めて言っていたことがある。
「いくつになっても我が子はかわいい。その気持ちはちっとも変わらない。自分よりもうんと大きくなって、ずっとしっかりしていても、それでもかわいい。。。」
あの時の母の言葉に託された色とりどりの寂しさは、いま私の心の中であまりにも鮮明だ。

我が子とずっと共にいられることは、決して当たり前ではないのだと知った瞬間があった。
自分の大切なもの全てと引き換えに、我が子の命を願い祈った40日があった。
旅人の 宿りせむ野に霜降らば
我が子羽ぐくめ 天の鶴群
椿の実がはじけるように。
母の祈りは遠く、母の祈りは強く、母の祈りは終わりがない。
ただ幸あれと、ただ幸あれと。。。

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