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2014年01月15日

月の出・・・満月に想う。。。

月の出

だまつて
だまつて
ほうら、出ますよ。

お山の
ふちが
ぼうつと明るよ。

お空の
底と
海の底とに、

なにか
光りが
溶けてゐますよ。

JURA出版局『金子みすゞ童謡全集』から




《2014.1.15 16:50 》
月の出・・・満月に想う。。。






何かを待ちわびる・・・
最近、そういう事が増えてきた気がする。
「待つ」時間はとても長いけれど、人の想像する力をじゅうぶんに発揮できる時間でもある。


月の出・・・満月に想う。。。





やっと出会えた満月は、想像以上に大きく見えた。
待って待って・・・やっと会えた月は、みるみる空高く昇っていった。



月の出・・・満月に想う。。。





白いまん丸な月が、やがて銀の月に変わる頃、側で「チュン」と光る木星を見つけた。

月を夢見、月を追いかけるように小さく光るその星が、なぜかとても愛おしく思えた。

「太陽」が憧れならば、「月」は夢。

憧れは遠くで輝いているから眩しい・・・
そして夢は、いつも自分の中にある。



月の出・・・満月に想う。。。




遠い遠い昔から、人は大切な想いを月にたくしてきた。

月は、永遠の夢なのだ。。。





チュンと光る木星の明るさは、マイナス2.7等星・・・すっごく明るいということです!!!



Posted by 白谷仁子 at 22:26 │ふるさと