2014年05月16日
音楽の勉強。。。
連休が終わると、まちや里の風景は、一気に穏やかになる。
道ばたの小さな草花たちも、ゆっくりと過ぎる時間の中で、安心しきったように葉をひろげ、花を咲かす。
《シロツメグサ 花言葉「幸福」》

夕方のレッスン。
生徒はこの時期、長い休みからまだ身体のリズムが戻らないまま、学校生活の日常に戻る。
HANONが終わってすぐ…
「ふー…つかれた。。。」
「もうつかれちゃった?(笑)」
「学校の宿題に・・つかれた。まだ計算ドリルと自主勉がのこっている。。。」
「ピアノの練習も立派な自主勉だよ!ノートにそう書いておこうよ。」
「(笑)…あかんと思う。。」
《ベニカナメモチ 花言葉「賑やか」》

私が小学校の頃と比べて、音楽の授業がめっきり少なくなったような気がする。
音楽から学べることは、沢山ある。
私が小学校の時、学校には音楽の専任の先生がいた。
長身で、キリリとした口調の男の先生の授業は、子供の私に「プロ」としての何か特別なものを感じさせた。
その先生は、歌は専門ではなかったようだが、ピアノを華麗に弾き、リコーダーの指導に熱心な先生だった。
今思うと、クラスの子たちみんな、リコーダーを上手に演奏できた。
運動会で高学年が演奏した「しゃぎり」などは、拍のとり方が難しく、おぼえにくかったけれど、いまだに全部おぼえている。。。
音楽は特別な勉強でもなく、難しい勉強でもなく、そして、余分な勉強でもない。
《ニワセキショウ 花言葉「きらめき」》

花弁の数を数えたり、本を読んだりすることと同じように、音楽は毎日の中に、さりげなくあるものなのだと思う。
Posted by 白谷仁子 at 09:15
│音楽教室