2016年12月03日

愛日の冬苔に。。。

語るもなく
望むもなく
抱きとめた葉の朽ちるまで
露をふくんた冬苔は
その身を隠す雪を待ち
ただ愛日を受けとめる


愛日の冬苔に。。。





ポツンと居住まう地蔵さま
その小さな御姿に
どれほと多くのおもいを背負うのか



愛日の冬苔に。。。





語るもなく
望むもなく
ただ一途に手を合わせよと
地蔵さまは冬苔に
愛日の笑みを撒く





Posted by 白谷仁子 at 08:41 │私。。。