2017年11月08日
灯りをひとつ。。。
真っ暗なお空に、
半分よりもちょびっと多めに欠けていると、
不思議と安心する。
まん丸の満月は、
なぜだか長くは見ていられない。
知らないうちに目をそらしている。
表があるから裏があり、
日向があるから影がある。
表と裏の両方が見える人は、
傷つかない術を知っている。
日向と陰の両方で花を育てる事ができる。。。

おやすみ
おやすみぼくの 大好きな人
遠くはなれて 会えないけれど
おやすみぼくは あなたのことを
想っているよ どんな時でも
淋しくないか ひとりの夜は
話す相手は いるのだろうか
おやすみ今夜 あなたのために
灯りをひとつ ともして眠るよ
おやすみぼくの 大好きな人
遠い窓辺で 祈っているよ
おやすみぼくは あなたのために
ほほえみひとつ あげられないけど
淋しくないか ひとりの夜は
暗い夜道で 迷っていないか
おやすみ今夜 あなたの夢の
かたすみにでも はいれるものなら
淋しくないか ひとりの夜は
ひざをかかえて 泣いてはいないか
おやすみぼくの 大好きな人
今夜また とどかない子守唄
谷山浩子 詞・曲
受け皿のような月が特に好きなのは、
宙に舞う、こぼれそうなたくさんの「思い」と「想い」を、
一つ残らず受け止めてくれるような気持ちになるからだ。。。
中学から高校にかけて、毎日聴いていた谷山浩子さんのレコード。。。
「おやすみ」
この曲は、大学に入って、ジャズやポップスに夢中になっていたころリリースされた。
「窓」「あやつり人形」「カントリーガール」「河のほとりに」・・・
あのころ弾き語りしていた曲は全て、いまも歌う事が出来る。