2017年11月24日
心のページをめくる瞬間(とき)〜じーばーポコポコ会員研修ステップアップ講座 Vol.2。。。
白い 雲
秋の いちじるしさは
空の 碧みどりを つんざいて 横にながれた白い雲だ
なにを かたつてゐるのか
それはわからないが、
りんりんと かなしい しづかな雲だ
〜八木重吉『秋の瞳』〜

読み聞かせグループ「じーばーポコポコ」会員研修ステップアップ講座の第2回目が、今日、びわまちづくりセンターで行われた。
今回のワークショップ課題の絵本は『大きなクスノキ』
今日もたくさんの方々の美しい声を聞くことができた。
《ワークショップ風景》






言葉はリズムだ。
そのリズムが体に染み込んでくると、呼吸も自然とスムーズになり、聞き手の心に染み込みやすくなる。
それは歌にも同じことが言える。
自分の中に刻まれるリズムの中に呼吸をうまく取り込むことで、息は長くなり、声はハリを持つ。
・声が出しづらい
・どんどん低い声になる
・息が続かない
・人から言葉が聞き取りにくいといわれる
どれもがトレーニングの継続によって改善できる課題であると私は思う。
「声は心がつくるもの」
そのことの本質がわかってると、歌うこと、話すことが、とても楽しくなる。

29年度健康寿命延伸プロジェクト 長浜市代表に選ばれた『じーばーポコポコ』さん。
イキイキと、そして温かいみなさんに伝えたいメッセージはたくさんあるけれど、たったひとつだけ選ぶとしたら・・・この言葉を。
「たった一つしかない自分の声を愛して下さい。。」

講座を終えて、お隣の長浜市びわ図書館に立ち寄った。
駐車場で空を見上げると、今にも語り出しそうな雲が、こちらをじっと見ていた。。。