2020年09月25日
身にしたがふは 心なりけり。。。
数ならで 心に身をば まかせねど 身にしたがふは 心なりけり
紫式部

秋には似合わない春色が、なんだかとても新鮮だった。
お砂糖菓子みたいな実のなる木が、「ムラサキシキブ」という名前だと知ってから、秋の楽しみが一つ増えた。
木の名前、花の名前をひとつずつ知るたびに、目の前の道が小さな枝のように伸びて行く。
それがずっと続くと、ふつうに信じていた。
雨の庭は肌寒い代わりに、美しい景色が隠れている。
秋の日、時間の流れに心は素直に添っていく。
・・・身にしたがふは 心なりけり・・・と。