2013年05月13日
小さな空。。。
子供の頃、外に出るとまず空を見上げた。
朝も、昼も夜も・・・

今朝、びわ湖ホール管理課から電話があった。
10/19公演の「SONGS〜武満徹」についてだった。
武満徹のSONGSに含まれる曲は、今まで何度か歌ったけれど、中でも一番歌って来たと言えるのが『小さな空』だ。
歌い出した途端に、景色は子供の頃にもどる・・
私にとって、子供の頃も今も変わらず、空と琵琶湖は一つだ。
あの頃、空の中に見えなかった「何か」が、今は見える。
あの頃見えた、キラキラと瑞々しかった「何か」は、年月とともに色褪せてゆく。
だから、私は空を見上げる。
今、見える確かなものが消えないように。
そして、子供の頃の透き通る心の眼を、いつまでも持ち続けるために。

『小さな空』
詞、曲:武満徹
1 青空みたら 綿のような雲が
悲しみをのせて 飛んでいった
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした
2 夕空みたら 教会の窓の
ステンドグラスが 真赤に燃えてた
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだしたた
3 夜空をみたら 小さな星が
涙のように 光っていた
いたずらが過ぎて 叱られて泣いた
こどもの頃を 憶いだした
『SONGS〜武満徹』
10/19(土)午後二時開演。
Soprano 白谷仁子 Piano 竹中直美
びわ湖ホール(小)にて、コンサートを開催します。
Ticket発売は7月15日(月)から。。。
今までのステージとは少し違う私に、会いに来て下さい。。。