
2016年06月23日
コンサート『あのころ Vol.2』のステージから。。。
お着物で歌うようになって、7年位になる。
今は、ドレスよりも居心地良く歌える。。。
今は、ドレスよりも居心地良く歌える。。。

6月18日のコンサート『あのころ Vol.2』も、一部はお着物で歌った。
プログラムの「砂山」(詩 北原白秋 曲 山田耕筰)のイメージして選んだお着物は、落ち着いた単。
私がずっと前に京都で誂えたもので、帯と共にお気に入りの一つ。

美容院の先生が、歌う事を心得て着付けて下さるので、ドレスよりも、うんと歌いやすい。
帯の結びも、選んだ曲やその時代背景に合わせて、いつも念入りに打合せ。
ハート型のブルーの帯留めは、お友達からのプレゼント。

お仕事に追われていると、お着物で出かける心の余裕がつい無くなってしまう。
だからこそ、こうしてお着物で歌える事が、とても幸せだ。。
細長い布が、女性を美しく飾るお着物に形を変える。
反物で見ている色柄が、仕立て上がると一層華やぐから不思議だ。
作家さんはもちろん、わかっているのだろうけれど、、、
手元から離れた反物が、着る人で表情を変えてゆく楽しみは、コンサートに来場下さったお客様の心の中で、歌が色を変えてゆくのと同じような気がしてならないのだ。。。
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