2016年05月03日
みどりの風に誘われて・・・高時川こいのぼり。。。
みどりのかぜに さそわれて
ひらひらはためく ふきながし
くるくるまわる かざぐるま
おもしろそうに およいでる
「こいのぼり」2番
《長浜市高月町 高時川こいのぼり》

誰もが知ってる童謡「こいのぼり」。
近藤宮子さんの詞によるこの歌には、たくさんのものが詰まっている。
私が2番の歌詞を知ったのは、日本の童謡について勉強を始めた頃だった。
図書館で見つけた時、思わず声に出して歌ってしまったほど、私にとっては感動だった。
それは、子ども達がずっと忘れないでいるだろうと確信できる光景が、素直なことばの中に込められていたからだ。
この詞があってこそ、生まれたメロディーだと思う。

こいのぼり
作詞 近藤宮子 作曲 不詳
1
やねよりたかい こいのばり
おおきい まごいは おとうさん
ちいさい ひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる
2
みどりのかぜに さそわれて
ひらひらはためく ふきながし
くるくるまわる かざぐるま
おもしろそうに およいでる
昭和6年《エホンショウカ ハルノマキ》にて

こどもの日。。
家の中からいつの間にか子どもの声が消え、静かになった。
それでも、5月5日にはちまきを買って菖蒲の葉をかざり「こいのぼり」を歌う。
「こどもの日」は、子どもだった時の自分を懐かしむ日ではないか・・・と思う。
誰もがみんな、かつては「子ども」だった。
そして今も、子どもだった自分は、こころの中に生き続けている。
みどりの風に誘われて、くるくるまわる風車をじっと飽きずに見つめる眼は、子どもの頃とちっとも変わってはいないはずだから。。。
小学校の何年生の時だったか・・・
発表会で、この曲を弾くことになった。
お友達はブルグミュラーとかソナチネとか、かわいいドレスにピッタリのカタカナの曲なのに、どうして私は「こいのぼり」。。。?
私はとっても不満だった。
でも、Bach(バッハ)っぽい編曲のト長調の「こいのぼり」は、けして難しくはないけれど、ちょっとオシャレだった。。。
私は「ヨハン・こいのぼり・バッハ」と名付け、猛練習した。。。