
2013年11月15日
まっかな秋。。。
一年を通して、これほど何度も私達の目を楽しませてくれる植物って、そう無いと思う。
自然の神様に感謝。。。
《ハナミズキ花言葉「私の思いを受けて下さい」》

ハナミズキの実は、本当に美しい。
秋の夕暮れなど、この実を見ると心が「ほっ」とする。
立春を過ぎた頃から蕾を膨らませ、それは可憐で爽やかな花を咲かせる。
ハナミズキの本当の花は、4枚の花びらの中心にある黄緑色の粒々だと教えてもらった時、とってもステキだと思った。
花弁に見えるのは総苞片(つぼみを包んでいた葉)だったのだ。
一粒一粒が1個の小さい花・・・じっと見つめながら私は、もっと沢山のお花のことを知りたいと思った。
やがて総苞片が散り、果実は夏の間に少しずつ大きくなる。
そして秋になると、真っ赤な宝石が実る。。。
一年を通して、これほど何度も私達の目を楽しませてくれる植物が日本にやって来たのは100年前。
今はあちこちで見られるけれど・・・その当時、初めてハナミズキに出会った人達は、どんな思いでその花を見つめていたのだろう。
そして初めてハナミズキに赤い実がついたとき、どれだけの人が笑顔になったのだろう。。。
もう一つ・・・ハナミズキの「きれい」・・・それは紅葉だ。。。
いくつも花言葉はあるけれど・・・「私の思いを受けて下さい」。
私はこの健気さがピッタリだと思う。
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