
2017年04月06日
取り皿、鳥皿、彩り皿。。。
食卓には4人分、鉢物・焼き物・汁物・ご飯。
それぞれに綺麗に取り分けられた食べ物は、学校から疲れて帰る私の一番の楽しみだった。
毎食後の洗い物の量は、お台所の流しにいっぱいだったが、それをお手伝いするのもまた、私の楽しみの一つだった。
《nekotoriの食器》

母が好んで揃えていた信楽焼の食器は重く、子ども心に私はいつも思っていた。
「お母さんって大変だなあ。。」と。

今我が家は取り皿が主流で、大きな鉢盛りのおかずを銘々皿にとっていただいている。
一人分ずつ、趣味の良い器に綺麗に盛りつけられた食卓は、家族の話に耳を傾けながら、それはそれは落ち着いて食することが出来るが、自分の食べたいものをそれぞれが大皿から取って食するのも、それはそれでおもしろいものだ。
《インコ》

・・・菜箸を付けるべきか否か・・・。
《モズ》

・・・誰から先にとるか・・・。
《ツバメ》

・・・どの辺りから箸をつけるか・・・。
《オウム》

・・・最後の一つは遠慮すべきか否か・・・。
《コノハ》

私はこの可愛いお皿たちを、まずレッスン室に飾った。
お友達がレッスン室に入って、「わぁ!」と声をあげてくれた。
部屋に入るや否や、真っ先に気付いてくれたことに、私はひそかに感激した。

甘い味、辛い味、しょっぱい味・・・
色んな味を乗っける前に、娘がプレゼントしてくれたnekotoriの取り皿を、私はじゅうぶんにながめることにした。
子供の頃の思い出と、四羽の鳥の可愛らしさが、お腹を満腹にしてくれる幸せを嫌というほど味わうために。。。
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