
2017年12月14日
アウトリーチコンサート「やすらぎコンサート」と「バロック音楽のワークショップ」。。。
昨日から降り出した雪は、早朝の空気を凍らせ、私の息を白く染めた。
今朝一番に見た伊吹山は、大きな大きなクリスマスツリーに見えた。。。

今日は午前と午後に、2つのアウトリーチコンサートを開催しました。
午前「やすらぎコンサート〜バロックの調べ」を米原市認定こども園子育て支援センターあゆっこに通う親子を対象に。
午後は米原市立柏原小学校にて、「バロック音楽のワークショップ〜バロック音楽って何?」を。
《米原市立柏原小学校》


ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ、パーセル。
後期バロックを代表する作曲家について、また、バロック時代の楽器の説明をまじえながら、歌・バロックヴァイオリン・チェンバロの音色が、お遊戯室・音楽室に響きました。

聞き慣れない音色、初めて見る楽器、聴いたことのないアリア・・・
耳を澄まし、心を澄ます子ども達に、音楽の垣根などない。
音楽を楽しむのに「きまり」はないのだ。
好奇心と創造力があればそれでいい。
それを育てるのもまた、「音楽」なのだから。
《澤純子さんのバロックヴァイオリンと小林祐香さんのチェロで聴く「G線上のアリア」》

今日、米原市認定こども園に雪の中集まってくれた親子、そして柏原小学校の生徒たちの心に、「私たちの音楽」はどのように響いただろう。
「色んな試みの中から音楽と地域のつながり方が見えてくる」
そう強く心に感じた一日だった。

子ども達はいずれ大きくなる。
ある時ふと、肩をつかまれるように立ち止まって動けなくなるときがあった時、大人だと思っていた自分が、子どもの時のままであることに気付き、そのことが悲しくてたまらなくなる。
だけれど、それでいいのだと私はおもう。
胸をはって言えばいいのだ。
「私は子どもの頃の心のまんまだ!」と。。
愛すべき子どもたちへ・・
好奇心と創造力と優しさと、そしてほんの少しのユーモアを持った大人になってください。。。

しあわせのランプ
詩:玉置浩二/須藤晃
しあわせになるために
生まれてきたんだから
好きな人と一緒にいなさい
大切なことなんか
わかってくるんだから
好きなことをやっていきなさい
それでもどうしても
やりきれなくなった時は
この空を見上げて
やさしかった頃のこと思って
なつかしくなったら
しあわせだって言って笑っていなさい
もしも君のランプがなけりゃ
闇に迷う人がいるよ
友達がいるように
家族や仲間がいるように
僕には君がいなけりゃ だめさ
この星を見つめて
めぐりあった頃のこと 思って
あいたくて たまんなかったら
淋しいよって言って 戻ってきなさい
しあわせになるために
生まれてきたんだから
好きな人と一緒にいなさい
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