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Posted by 滋賀咲くブログ at

2017年10月27日

ホトトギス咲く坂を登り、HOKO TE AKO。。。



いつか見た風景。
坂道の石垣に、ホトトギスが咲いていた。
知らなかったはずの場所なのに、
「懐かしい」と思う気持ちに包まれるのは、
たくさんの記憶の断片が、自分に優しい場所を勝手に作り出しているからかもしれない。。。



《ホトトギス 花言葉「秘めた想い」》





ホトトギスを車窓からちらりと見ながら駐車場に入る。
その瞬間、私は小学生の「あたし」になる。








HOKO TE AKO。
ここへ来るのは二度目。
長女は初めての来店だったが、とても馴染んでいて不思議だった。








長女が選んで座った席は、窓際ではなく年代物のステレオの近く。
ちょうど今、高校の授業で歌っている、サイモンとガーファンクルのLPレコードが目に飛び込んだ。
映画「卒業」の挿入歌『スカボローフェア』の "Parsley, sage, rosemary and thyme " のフレーズは、料理中につい口ずさんでしまう。
室内を静かに流れていたのは カーペンターズだったが、それもまた、耳に心地良かった。








サイモンとガーファンクルも、カーペンターズも、自分世代のアーティストではないいけれど、家の中に音楽があった子供時代を、今更ながらありがたいと思う。







デザートに慎ましやかなハロウィンが施されていたことが、なんだかとても嬉しかった。








世間はハロウィンムードが高まっているけれど、商業的でカラフルな食べ物を溢れさせる食品売り場のものを手にする度に少し空しくなる。
合い言葉 "Trick or Treat "をおぼえることより、収穫に、食べ物に感謝する心を、小さな子達には教えてあげたい。。。








「はじめまして。。あなたはニューフェイスさん?」
この日も、、HOKO TE AKO の時間はゆっくりゆっくり流れていた。。。

近江八幡ユースホステル内 HAKO TE AKO
http://www.hakoteako.com/















  


Posted by 白谷仁子 at 10:00お花食べ物うた