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Posted by 滋賀咲くブログ at

2020年04月24日

空の青と、緑の碧。。。

空が澄んできたと聞いて、家の周りを歩いてみた。
空の青よりも緑の碧のほうが、私には澄んで見えた。


《ハナイカダ 花言葉「嫁の涙」》



 うたふやうにゆつくりと‥‥

日なたには いつものやうに しづかな影が
こまかい模様を編んでゐた 淡く しかしはつきりと
花びらと 枝と 梢と――何もかも……
すべては そして かなしげに うつら うつらしてゐた

私は待ちうけてゐた 一心に 私は
見つめてゐた 山の向うの また
山の向うの空をみたしてゐるきらきらする青を
ながされて行く浮雲を 煙を……

古い小川はまたうたつてゐた 小鳥も
たのしくさへづつてゐた きく人もゐないのに
風と風とはささやきかはしてゐた かすかな言葉を

ああ 不思議な四月よ! 私は 心もはりさけるほど
待ちうけてゐた 私の日々を優しくするひとを
私は 見つめてゐた……風と 影とを……
          立原道造『優しき歌』から






そういえば、その澄んだ緑を作るのは空の色だと、教わった事がある。
その時のことを、その時の空の色を思い出した。。。
  


Posted by 白谷仁子 at 22:19私。。。立原道造